ぼーっとテレビを見てるうち
私は目を閉じてしまった。
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朝
私は目の前の机を見て驚き目を見開いた。
そこには大量のビールの空き缶
…気がつくと私の上に頭を乗せて眠っているジヨン
そっとジヨンのふわっとしている髪を撫でた。
顔を近づけじっとジヨンを見ていた。
するとジヨンは私の頰に手を当てた。
そしてゆっくり顔を近づけ
キスをした。
何ですか!?
甘甘モードですか!?
なんかすっごいヘラヘラしてるんですけど!?
只今7時
さっきじゃん〜
そりゃ、こんなに飲んだらまださめないわけですよー
あまりにも勢いありすぎて
押し返した。
どいてどいてって押しのけながら
私の顔は笑っていた。
もう何しても起きなそうなジヨンを見ていたら
ピンポーン
誰か来た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。