第12話

プロポーズ大作戦(ウソク)
1,087
2019/10/28 14:25
俺には、付き合って4年になる年下の彼女がいる。大学の頃から付き合って、今はお互い社会人だ。
ウソク
ウソク
ふぅー、やっと終わった!
一緒に住んでそろそろ2年。お互いのこともよく分かって来たし、まだ早いけど結婚とかーーーー
ウソク
ウソク
でも、まだ24歳だし…ちょっと速すぎるかな?
それでも、学祭の頃よりかはお互い結婚を意識するようになったと思う。より、現実的になったからこそ、軽々しくは口にできない。
You
あ、オッパ!?
いつもの電車に向かって歩いていると、遠くの方であなたの声が聞こえた。
ウソク
ウソク
え、あなた!?会いたかったよぉ、ここで何してたの?
You
近くの会社で会議があって!オッパも今帰りなら連絡してくれれば良かったのにぃ!
友達からは、よくバカップルといわれるが、まあ、否定はしない。俺は、あなたのことが大好きだから、愛情表現も多い方だし、あなたもそれに答えてくれる。
ウソク
ウソク
じゃあ、せっかく会えたし…どっか食べに行く?
You
うん、そーしよ!オッパは何食べたい?
ウソク
ウソク
んぅー、オッパはあなたが食べたいものならなんでもいいよ!
俺がそう言うと、うんうん悩むあなたがとてもかわいかった。とりあえず、写真を撮る。あなたと付き合い始めてから、写真のフォルダはあなたしかいない。
You
あー!今、写真撮ったでしょ!?
ウソク
ウソク
うん…やだった?
You
ぃやじゃないけど…
愛嬌モードの声で言うと、だんだんと小さくなっていく声。あなたがこれに弱いことは既にわかっている!
You
オッパ、私ラーメン食べたい!ラーメン行こ?
ウソク
ウソク
分かったよん、あなたちゃん!
仲良く恋人繋ぎをして俺たちは、ラーメン店に向かった。

プリ小説オーディオドラマ