第5話

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2019/10/26 09:23
スンウ
スンウ
嘘だろ…
あなたの部屋に合鍵を使って入っで俺は呆然と立ち尽くした。
スンウ
スンウ
なんでっ…
🧓「あれ、もしかしてあなたちゃんの大切な人かい?」
俺が部屋の前で立ち尽くしていると、大家さんがやって来て言った。
スンウ
スンウ
大切な、ひと?
🧓「あなたちゃんは、2週間前程に出ていったよ。     
その時に、この部屋の前で立ち尽くしている人
がいたら、その人に手紙を渡してくださいって
言ってたけど。大切にされてるんだね、」
そう言って大家さんは、私に手紙を渡した。
🧓「この部屋少しだけ、貸してあげるよ。」
大家さんはゆっくりと歩いて出ていった。
スンウ
スンウ
あなた…
震える手で手紙を開けて、読み始める。

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