佐藤「あなた！！一緒に学校行こ！」



生まれた時からの幼馴染と




西村「あなたちゃん、今度映画観に行かへん？」




きらきらモテモテ王子様










貴方はどちらが好きですか？















あなたside








佐藤「あなた！おはよ！」


 『龍我おはよ！』


佐藤「今日の日替わりパンなんだと思う？」


 『え〜メロンパン？』


佐藤「外れ〜正解は揚げパンでしたっ！」


 『え！まじ？！』


佐藤「まじ！あなた好きでしょ？」


 『好き！大好き！購買までダッシュしなきゃ』


佐藤「俺も手伝うよ！」


 『ありがと！！2個は食べたいなぁ』


佐藤「太るぞー笑」


 『ちゃんと動きますー』










毎朝一緒に学校に行く幼馴染の龍我


誕生日は1日違いでもはや双子レベル笑


クラスは違うから教室の前まで送ってくれるの


優しいでしょ？











佐藤「じゃあ、後で！」


 『揚げパン頑張ろーね！』


佐藤「うん！」


西村「あ！あなたちゃん、おはよう」(ニコッ)


 『おはよう西村くん』(ニコッ)


佐藤「………」


 『？』


西村「あなたちゃんなんかあった？」


 『へ？あ、いや、別になんもないよ？』


西村「そう？ならええんやけど」


 『あ！！！！！！！』


西村「どないしたん？」


 『数学の宿題してくるの忘れた、、、』


西村「ええよ、教えたるで」


 『ありがとう西村くん！！』












隣の席で最近仲良くなった西村くん


バスケ部でまだ1年生なのにエースで


廊下を歩けばキャーって聞こえるほどの人気っぷり


なぜ私なんかに構ってくれるのでしょうか












西村「ここでこうなるやろ？」


 『うん』


西村「それでここの式とつながって、、、」


 『あ！そういうことか！』


西村「わかった？」


 『わかった！説明うまいね！』


西村「ありがとう笑」










あ〜助かった〜


そんなこんなでお昼前5分前


みんな真面目に受けてるけど


めっちゃ眠い、、、













西村「あなたちゃん」


 『ん？』


西村「今度さ、映画行かへん？」


 『なんの映画？』


西村「え？…あなたちゃんが観たいの」


 『え？なんで私と？
私よりもたくさんかわいい子いるのに』


西村「いや、ただ、そのあなたちゃんと
一緒に出かけられたらなって思って、、、」


西村「他の子じゃなくて、あなたちゃんとがいい」











顔を赤くさせて言う西村くん


そんな顔されたら断れないよ











西村「だめ、、、かな？」


 『いいよ、、？』


西村「よかったぁ、、」


 『いつにする？』


西村「今週の日曜日とか？」


 『いいよ！』


西村「じゃあ、◯◯駅前に12時集合で」


 『りょーかいっ』


友人「あなた！佐藤くんだよ！」


 『え？あ！はーい！』


 『じゃあ後でね！』


西村「うん笑」











よくよく考えたらさっきのって、、


ああ、だめだ、顔が熱くなってくのが自分でもわかる


に、西村くんとで、デート？！