第4話

第6話
120
2024/10/25 11:15 更新
トウメイ
トウメイ
どうして君みたいな人が結仁先輩の弟なんだろう



女子に定評のある可愛らしさは
…今は全くない
トウメイ
トウメイ
イライラ
みそら
みそら
みそら
みそら
スン
トウメイ
トウメイ
え、ちょっと!聞いてるの?!
僕はそう言うトウメイの前を素通りする
みそら
みそら
(最近突っかかってくるだよね)
トウメイ
トウメイ
おい!!
みそら
みそら
(…なにも聞こえない)
そう思い込みながら僕は耳を塞ぐ
トウメイ
トウメイ
~~~~~ッッ



トウメイはゲームキャラで唯一の受けキャラ
序盤はただのかわいい後輩
ところがルートを進むと小悪魔な誘い受けに進化する
トウメイ
トウメイ
先輩…僕に特別レッスンして?
ユニ
ユニ
トウ…メイッッ
トウメイ
トウメイ
…?♡
ユニ
ユニ
ごめんッ///
生で見たかったけど、ゆにちゃは蒼人くんと結ばれたから致し方ない
みそら
みそら
ん?
そんなことを考えていると、どこからか視線を感じていた
みそら
みそら
  
マキラ
マキラ
……。
みそら
みそら
!?
「ゴゴゴゴゴ」と、まるで漫画のような威圧感を出しながら僕を見つめて睨んでいた
みそら
みそら
お、おはよう
みそら
みそら
マキラさん…
マキラさんは僕のクラスメイト
マキラ
マキラ
フードを被っていて顔は見えないけど絶対怒ってる…
マキラ
マキラ
…フンッ
僕がマキラさんに何をしたのかは知らないが、入学当時からずっとこんな態度だった
みそら
みそら
(いや…マキラさんはトウメイファンで、嫉妬してただけかな?)
とにかくクラスメイトマキラさんにトウメイと揉めている印象を持たれたら困る
みそら
みそら
(でも迂闊うかつだったな…)
だってあの日……




ゆにちゃとトウメイコースだと現れる聖地を歩いていたら時にこの腐男子の妄想力を働かせてた時だった
(ゆにトウ)
みそら
みそら
ニヤニヤ
トウメイ
トウメイ
ちょっとなにしてるの
みそら
みそら
わっ
意識を戻され、前を向いた瞬間に想像していたご本人がいた
そして焦った結果___
みそら
みそら
な、なんでもない!
僕は逃げた







それ以来ずっと怪しまれている
そして今日も一日鋭い視線を浴びつつ授業が終わった
みそら
みそら
(好きなキャラに嫌われるのが辛い)
みそら
みそら
(BL…BLがほしい)
そう思い込みながら下駄箱につくと__
   バタンッ
みそら
みそら
え…
みそら
みそら
なんで下校の時までついてくるの?
みそら
みそら
もしかして…ストーカー?
トウメイ
トウメイ
は!?
トウメイ
トウメイ
それはこっちのセリフ!!
みそら
みそら
…なんで僕にだけ可愛げがないのかな
みそら
みそら
ゆにちゃにチクるよ?!
トウメイ
トウメイ
…ッ
みそら
みそら
ハッ
違う…、
別にゆにちゃのことわざと思い出させたかったわけじゃないのに
でも気づいた時には遅かった
トウメイは涙を溜め込みながら僕を睨みつけていた
トウメイ
トウメイ
別にもう
トウメイ
トウメイ
…どうでもいいし
みそら
みそら
え、ちょっと
みそら
みそら
トウメ……
トウメイ
トウメイ
触るな!!
みそら
みそら
無神経だった!
みそら
みそら
本当に…ごめんッッ
その声を無視してトウメイは先を歩く
みそら
みそら
このままじゃ、いけない
走って追いかけてそのあとちゃんと謝らなくちゃ

みそら
みそら
ハッハッ
みそら
みそら
その…ごめん
トウメイ
トウメイ
何が?
みそら
みそら
いや、なんか…辛そうだったから
トウメイ
トウメイ
……、
トウメイ
トウメイ
…少しは結仁先輩と似てるとこあるんだ
みそら
みそら


  ピッ
 ガシャ
     ガコンッ
トウメイ
トウメイ
…?
みそら
みそら
はい、これ!!
トウメイ
トウメイ
なッ、あっつ!!
トウメイ
トウメイ
何これ?!
みそら
みそら
ホットラテ!
みそら
みそら
お詫びの品ってことで!!
トウメイ
トウメイ
みそら
みそら
じゃね!また明日!!
何を言われるのか怖かった僕は走って家に帰った
急すぎたかもしれないけど、しょうがない
本当に何言われるか怖かったんだもん

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