第10話

9 今日も仕事
900
2021/03/08 14:21
『んん…』


「おはよっ😊」

『朝から元気だね(笑)』

「そりゃ〜横にあなたおるしな?」
「これ以上幸せなことないやん?」

『そう…?(笑)』

「うん(笑)」







『はい、トースト!』

「ありがと(笑)」

『今日も行ってくるからね?』
『変なことしないでよ?(笑)』

「なんもせーへんよ(笑)」

『じゃあ 行ってくる!』

「行ってらっしゃ〜い」














〜会社〜








『おはようございます』

正門
「あっおはようさん(笑)」

『昨日はありがとうね(笑)』

「あっ昨日、コーヒー買わずに帰ったやろ?」

『げっ…』

「はい、コーヒー奢って?」

『はい…』

「なんか最近のあなた楽しそうやな(笑)」

『えっそう…?』

「うん(笑) なんかいい事でもあった?」

『いや…別に…』




最近変わったことといえば
誠也くんが来たこと…ぐらい
そういえば私、最近は真っ直ぐ家に帰ってるな…











『ん〜まぁちょっといい事あったかな?』

「えっ何なん?」

『ん?言わな〜い(笑)』

「言えよ〜(笑)」



『ん〜と… 犬!』



「あっ犬飼ったん?」

『さぁね?(笑)』

「えっ違うん?(笑)」

『まぁちょっと違うけど(笑)』

「どうゆうことやねん(笑)」










編集長
「あっ正門にあなた、丁度いい所にいるじゃないか 2人に仕事を任せようと思う」


正門
「あっはい、 なんですか?」


編集長
「俳優の○○とアナウンサーの××を追ってる班があるだろ?」

『あ〜あの、小島さんの班』

「そうそう、そこが人手不足らしいからお前たち2人 手伝ってきてくれないか?」

『えっ じゃあこっちの仕事は…?』

「そんなものは誰かにやってもらう」

『えっ 行きます!』

正門
「俺も、手伝い行きます」


編集長
「それならありがたい 頑張ってきてくれ」













『小島班ってあれだよね…』

『外行ってカメラ持ってたりしてる班だよね…』

正門
「そうやな…」

『えっ 絶対楽しいじゃん!』

「そうか〜?」

『私は楽しみ♪』












〜小島班にて〜








小島
「って事で 今日から手伝いに来てくれる 山田班の正門とあなただ」

正門
「正門です よろしくお願いします」

『あなたです よろしくお願いします』

その他
「(口々に)よろしくお願いします」


小島
「2人のデスクはここだから…」
「あと、分からない事は俺かコイツに聞いてくれ」


「西畑です」


『西畑さん… よろしくお願いします』

正門
「よろしくお願いします」

西畑
「そんな気を使わなくても同期ですよ?」

『えっそうなんですか…?』

西畑
「はい、(笑)よろしくです(笑)」












小島
「早速だが、2人には西畑の手伝いをしてもらいたい」

西畑
「僕のペアって言うんかな?
その人が体調悪くて最近休んでるんですよ…」

正門
「そうなんですか…」

『具体的にどんなことをするんですか?』

西畑
「基本的には僕がほとんどするので
雑用みたいになっちゃうんですけど
カメラを持ってもらったり聞き込みしてもらったりしてもらいます」

『記者って事ですか?』

「まぁそういうことです(笑)」

正門
「分かりました」


小島
「場所は△△だから 気をつけてな」

3人
『行ってきます!』












『西畑さん〜 いつまでここで待つんですか?』

西畑
「そうやね〜 ○○と××が出てくるまで…かな?」

『ふわぁ…』

正門
「何あくびしとんねん」

『だって…眠いんだもん…』

「失礼やろ…」

西畑
「眠たかったら寝ててもいいですよ?(笑)」

正門
「なんかすいません…」

西畑
「あと、さっきも言ったんですけど僕たち同期なんで 別にタメ語で良くないですか?」

正門
「じゃあ、タメ語で(笑)」

『…ぐぅ…』

「ってもう寝てるし…」

西畑
「ホンマに 可愛い子やな〜(笑)」

正門
「ホンマに…無防備すぎんねん
お前は…」



西畑
「あっ 動きありました!」

正門
「はい、カメラ」

西畑
「カシャカシャ…」














『…んん…』

『ん〜あれ? 今何時…?』

正門
「今は夜の7時」

西畑
「ホンマによく寝たな〜(笑)」

『えっ…私…』

西畑
「仕事なら問題ないよ?」
「もう終わったから(笑)」

『そうなんですか?』

正門
「俺らが全部やってんからな?」

『ありがとうございます…』

『というかなんでタメ語…?』

西畑
「あ〜(笑)
僕たち同期やしタメ語でいっかってなったんよ(笑)」

『あっそうなんだ』

正門
「もう仕事終わったから帰れるけど」
「どうする?」

西畑
「どうせなら3人で飲みに行くとか…?」

正門
「俺は賛成」




誠也くんが待ってるけど…
まだ7時だし、ちょっとぐらいいいよね







『私も行きたい!』

西畑
「じゃあ 決まりで(笑)」

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