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第2話

新学年 玄樹side
小学校と中学校と、学校という場所にうまく馴染めなかった。
いい先生も仲良くしてくれる子もいたけど。

少し苦労して入った高校も、初めのガイダンスを一通り受けた辺りで疲れてしまって、行ったり行かなかったり。

新しい学期のたびに、新しい学年のたびに、次は頑張ろうと思うけど、うまく行かない。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
おっ、おはよー岩橋君
駅で声をかけてくれた神宮寺君。
ドキドキしながら登校したけど、本当に普通に挨拶してくれた。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
おはよう。
昨日はありがとう
神宮寺勇太
神宮寺勇太
ん?
あー駅で?
岩橋玄樹
岩橋玄樹
うん、だから今日来れた。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
そうなの?
そんなんでいいなら、俺いくらでも力になるよ
嬉しそうな顔して言う神宮寺君、
優しくて真面目なんだなって思う。

クラスにはまだ話したことがない子ばかり。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
紫耀、ちょい来て
平野紫耀
平野紫耀
んー?
なに?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
岩橋君、これ、平野紫耀。
俺と中1から仲良くて。
紫耀、こちら、岩橋玄樹君。
平野紫耀
平野紫耀
よろしくねー
平野でーす
平野君が握手してくれる
岩橋玄樹
岩橋玄樹
よろしく、玄樹です。
平野紫耀
平野紫耀
てかさ、玄樹、去年同じクラスだったよね?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
あ、そうなの?
なんだ。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
……そうなの?
平野紫耀
平野紫耀
えーっっ??
確かに接点なかったけどさー
神宮寺君がヒャハハと笑う。
平野紫耀
平野紫耀
ジン笑いすぎだろ
すねるぞ
吹き出してしまう
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ごめ…んね……
くはは
平野紫耀
平野紫耀
いーけどさ、今度は覚えろよー?
ショウ、はい、言って
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ショウ君
平野紫耀
平野紫耀
君づけしなくていいよ
セイ、ショーウ!
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ショーウ
覚えたってば、あはは
俺たちのやりとりを神宮寺君が笑いながら見てる。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
俺も、ジンでいいよ。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ジン
神宮寺勇太
神宮寺勇太
うん。
玄樹って呼んでいい?
岩橋玄樹
岩橋玄樹
うん
嬉しかった。

こんなに自然に会話に入れることが不思議だった。
話してても消えたくならない。
自分の言葉に後悔したり、場の空気に緊張してきたり、しない。

教室移動の時も、ジンは当たり前みたいに俺に声をかけてくれる。

寝てる紫耀を二人でつついて、どっちがつついた時に起きるかふざけたり。

そんな友達がいる学校の風景が新鮮だった。
風景の一部になっている自分も新鮮だった。