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第3話

校外学習 ジンside
毎年6月、うちの学校は農業体験をする。

今日は高3の順番で、田んぼのある駅にジャージで集合。

玄樹が来るか少し心配してた。
玄樹が来てない上に、紫耀までまだ来てない。

玄樹、昨日少し不安そうだったな。



岩橋玄樹
岩橋玄樹
みんな6回目なの?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
中学は芋作るの、畑行って。
で、高校は稲作。
だから、みんな田んぼは3回目じゃない?
岩橋玄樹
岩橋玄樹
俺、初めてだ…
神宮寺勇太
神宮寺勇太
あんま校外のも参加してこなかった?
岩橋玄樹
岩橋玄樹
うん、去年は修学旅行も行かなかったし
神宮寺勇太
神宮寺勇太
あー、確かに居なかったな
岩橋玄樹
岩橋玄樹
えっ何で知ってんの?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
玄樹は目立つから、居なくてもわかる。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
どういうこと??笑
グループ分けの名簿に名前なかったから、あー岩橋君来ないんだ。って思った。
宿泊はクラスを越えてグループ分けするから、一緒になるかもとチェックしたんだ。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
まー、明日は泥だらけになるだけだから。
楽しいよ、田植え、わりと。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
……そか


玄樹が来るか、ジャージの群れの中でキョロキョロする。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ジンおはよ
神宮寺勇太
神宮寺勇太
来たな!
良かった。
平野紫耀
平野紫耀
ジン玄樹おはよー
神宮寺勇太
神宮寺勇太
寝癖すごいぞ…紫耀
平野紫耀
平野紫耀
なんか、ジャージだし、いいかなって
岩橋玄樹
岩橋玄樹
なんでよ笑
駅からぞろぞろとしばらく歩いて田んぼを目指す。

田んぼに到着すると、田んぼ脇でみんな靴と靴下を脱いでジャージの裾をまくる。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
んん?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
まくってやるよ
貸してみ
平野紫耀
平野紫耀
……ジンてさ
玄樹に優しくない?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
は?
そんなことないだろ?
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ジンは優しいよ
平野紫耀
平野紫耀
俺にはこんな袖まくったりしてくれねーもん
岩橋玄樹
岩橋玄樹
そうなの?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
完全に無意識なんだけど
平野紫耀
平野紫耀
俺にも優しくしてジン!
俺もまくれない~
だだをこねる紫耀をおいて田んぼに玄樹を誘う
平野紫耀
平野紫耀
あ!
二人ともひっでー!
岩橋玄樹
岩橋玄樹
紫耀おかしい笑
ケタケタ笑う玄樹が可愛い
ジャージも、裸足も、首にかけたタオルも可愛い
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ジンー!手つないで!!
田んぼに足を取られそうになって玄樹が叫ぶ
俺のすぐそばまできた時は余りに近くて笑ってしまった。
上目使いの玄樹は写真に残したい程可愛かった。
手をつないで配置の場所まで進む
神宮寺勇太
神宮寺勇太
ん、玄樹の
稲の苗をわけながら、農家さんの説明を聞く。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ギャー!
あ、できた
あれ、できる!
神宮寺勇太
神宮寺勇太
うまいうまい
ちゃんと植わってる
平野紫耀
平野紫耀
俺も褒めろよジン!!
植わってんぞ!
神宮寺勇太
神宮寺勇太
紫耀くんもうまいうまいね~
平野紫耀
平野紫耀
う~わ適当~!
田植えが終わった順に、ホースの水で足の泥を落とす。
平野紫耀
平野紫耀
つめてー!
岩橋玄樹
岩橋玄樹
はー、腰にきた
つらそうに笑う玄樹と目が合って俺もつられて苦笑いする

キュン、てのはこれのことか。
今まで好きになった子もいたのに、初めてみたいに感じる。

玄樹は男なのに?
キュン?
岩橋玄樹
岩橋玄樹
ジンー
言われるまま、玄樹のリュックを持ってやって、しゃがんで靴を履く玄樹の背中を見てた。

この背中ごと全部抱きしめたら、たぶん玄樹は俺のこと嫌いになる。
そんなことを考えてる自分にも引く。