第39話
西×木村
はぁ…
スマホでドラマを見てたらキスシーンが入り
ふとこんな事を呟いた。
僕は彼女が居たことがなく
キスもしたことがない。
だから気になってしまった。
どうやって息するんだろう。
どんな気持ちになるんだろう。
色々考えていると、疑問がたくさん頭に浮かんだ。
洸人はルームメイトで、部屋に入った時
僕の呟きがたまたま聞こえたらしい…笑笑
洸人は少し悩んだ後ちょっとふざけた感じで
僕に聞いてきた。
「チュッ」
そう言い洸人は僕の肩を壁に押し付けた。
上からじっと僕を見つめる。
そう言いながら洸人が僕の頬を撫でる。
さっきとは違い、少し激しくキスをされた。
だんだん呼吸がしずらくなり、洸人の胸板を叩く。
かぶりつくように洸人にキスされる。
今までに無いくらい激しいキスをされ、息が上がり、涙目になっていた。
僕は言われた通り口を開けると、
洸人の舌が入ってきた。
洸人に負けじと、僕は自分の舌を絡めた。
そう聞くと洸人は僕の耳元で小さく、
っと言ってきた。
僕は疲れていたせいかすぐ寝てしまった。
こんなこと言ってたなんて僕には
気づかなかったみたい笑笑
end…