第34話

木村×田島 end
2,550
2022/07/28 00:31










藤牧京介
藤牧京介
何ぼーっとしてんの?
藤牧京介
藤牧京介
移動教室だよ次笑
木村柾哉
木村柾哉
そうだった笑
木村柾哉
木村柾哉
行こ!


高校に入ってから仲良くなった京介は、







ちょっと毒舌だけど優しくていい友達だ。






でも自分が同性愛者ということは言えていなかった。





また前みたいになるのが怖かったからだ。









木村柾哉
木村柾哉
京介~売店行こ?
藤牧京介
藤牧京介
行こ行こ!
藤牧京介
藤牧京介
まじでめっちゃお腹すいた …
木村柾哉
木村柾哉
僕も笑



京介と話しながら売店に向かう。





するとなんだか見覚えのある人とすれ違った。






木村柾哉
木村柾哉
💭あれ 、?
木村柾哉
木村柾哉
どこかで見たような …



どこか懐かしさを感じる背中は、






まるで将吾のようだった。






話しかけるか迷ったが、人違いだと恥ずかしいし





やめておくことにした。






























木村柾哉
木村柾哉
ねえ 、この学年に転校生とか来た?
藤牧京介
藤牧京介
転校生?
木村柾哉
木村柾哉
うん、知らない?
藤牧京介
藤牧京介
あ!そういえば広夢のクラスに転校生来たってさっきLINEで言ってた!
木村柾哉
木村柾哉
ほんと!
木村柾哉
木村柾哉
名前は?
藤牧京介
藤牧京介
えーっとたしか、田島将吾くん?
木村柾哉
木村柾哉
え 、?!
木村柾哉
木村柾哉
ちょっと広夢何組だっけ?!
藤牧京介
藤牧京介
え、5組だけど?
木村柾哉
木村柾哉
ごめん行ってくる!
藤牧京介
藤牧京介
え 、行ってらっしゃい …?










必死に走って5組へ向かった。





たぶんこの時自我なんて無かったと思う。




木村柾哉
木村柾哉
はぁはぁ 、



将吾、将吾はどこ …?




木村柾哉
木村柾哉
あ!
木村柾哉
木村柾哉
将吾 、?




肩を優しく叩くと振り返る君。





その顔は当時の君の面影が感じられた。





田島将吾
田島将吾
え 、!
田島将吾
田島将吾
柾哉 …?




嬉しい気持ちと少し苦しい気持ちで





頭がごちゃごちゃしてパニックになりそうだったが、





ここで騒ぐとみんなに不審に思われてしまう。





僕は将吾の手を取り





屋上へと足を運んだ。


















木村柾哉
木村柾哉
将吾だよね 、?
田島将吾
田島将吾
うん 、そうだよ
田島将吾
田島将吾
柾哉 、久しぶり …
木村柾哉
木村柾哉
ねぇなんで 、?
木村柾哉
木村柾哉
なんで何も言わずに居なくなったの、?
田島将吾
田島将吾
ごめん …
木村柾哉
木村柾哉
僕は謝って欲しいんじゃなくて、(泣)






違う、泣きたいわけじゃないのに。






なぜだか涙は止まらなかった。







田島将吾
田島将吾
ごめんほんとに …
田島将吾
田島将吾
親が出張で僕も韓国に行かなきゃいけなくなったの、何回も柾哉に言おうとしたんだけどなんか言えなくて …
田島将吾
田島将吾
別れの言葉とか、言うと全部終わっちゃいそうで、もう一生会えなくなるんじゃないかと思って …
田島将吾
田島将吾
結局言えなかった 、ごめん …
木村柾哉
木村柾哉
僕 、嫌われたのかと思った …
田島将吾
田島将吾
嫌いじゃないよ …



優しく君が抱きしめてくれる。






僕が感じた中で、






1番暖かかった気がした。





田島将吾
田島将吾
ごめん本当に 、…
木村柾哉
木村柾哉
いいよもう 、笑
木村柾哉
木村柾哉
また会えて良かった … 笑
田島将吾
田島将吾
俺も、笑




仲直りした僕達は他愛もない話をした。





木村柾哉
木村柾哉
あの漫画返してもらってないじゃん!笑
田島将吾
田島将吾
そうだっけ?笑笑








風で髪が揺れている君の横顔は、






見たことないくらい美しかったのを今でも覚えている。











木村柾哉
木村柾哉
明日一緒に帰らない?
田島将吾
田島将吾
いいよ笑
木村柾哉
木村柾哉
ほんと?じゃあまた明日ね?
田島将吾
田島将吾
うん笑じゃ!
木村柾哉
木村柾哉
またね~



























藤牧京介
藤牧京介
も〜遅いよ!
藤牧京介
藤牧京介
何してたの?
木村柾哉
木村柾哉
ごめんごめん笑笑
木村柾哉
木村柾哉
大事な人に会ってた … 笑
藤牧京介
藤牧京介
??
藤牧京介
藤牧京介
まぁいいけど、授業始まるよ?
木村柾哉
木村柾哉
ほんとだ笑





















(次の日の放課後)











木村柾哉
木村柾哉
じゃね京ちゃん笑
藤牧京介
藤牧京介
ちゃんってなんだよ笑
藤牧京介
藤牧京介
まぁばいばい笑




京介と別れた僕は将吾のクラスへ向かった。










木村柾哉
木村柾哉
将吾〜
田島将吾
田島将吾
あ、柾哉!
木村柾哉
木村柾哉
行こ!
田島将吾
田島将吾
うん笑





僕達は横並びに歩き出した。








前は同じくらいの身長だったのに







横に並ぶと少し越されていることに気がついた。









木村柾哉
木村柾哉
身長めっちゃ伸びたね笑
田島将吾
田島将吾
柾哉も伸びたよ?笑
木村柾哉
木村柾哉
でも僕よりでかくない?
木村柾哉
木村柾哉
いいな〜




見た感じだと4cmほど差がある。





手で身長を比べていると将吾が僕の手をとる。





木村柾哉
木村柾哉
??
田島将吾
田島将吾
そのままでいいよ柾哉は 、笑





優しく微笑まれ正直僕は正気でいられそうになかった。





とっさに手を離してしまう。





少し不機嫌になった君の顔を




僕は見ていなかった。








木村柾哉
木村柾哉
そ、そういえばさ!
木村柾哉
木村柾哉
イケメンになったよね!
木村柾哉
木村柾哉
そりゃ前もイケメンだったけどより?笑
モテてたもんね笑
田島将吾
田島将吾
モテてないよ ?
木村柾哉
木村柾哉
モテてたよ?笑
木村柾哉
木村柾哉
イケメンなのに、彼女居ないの?
田島将吾
田島将吾
居ないけど 、
木村柾哉
木村柾哉
え 、?!
木村柾哉
木村柾哉
居ないの?!
田島将吾
田島将吾
でも柾哉もイケメンだし、
田島将吾
田島将吾
柾哉は彼氏居ないの?
木村柾哉
木村柾哉
え 、?



そういえば将吾は僕が同性が好きって





知ってるんだったな、





そしたら彼氏になるのか…







木村柾哉
木村柾哉
あぁ笑 居ないよ笑
木村柾哉
木村柾哉
恋愛するの怖いしね … 笑
田島将吾
田島将吾
好きな人いるの …?
木村柾哉
木村柾哉
いる 、けど
木村柾哉
木村柾哉
たぶん無理だと思う … 笑
田島将吾
田島将吾
ねぇ 、俺のこと好き?…
木村柾哉
木村柾哉
好きだよ 、友達として笑
田島将吾
田島将吾
俺は 、恋愛的に好きだよ ?
木村柾哉
木村柾哉
は 、?




聞き間違い 、だよね?






いやそんなわけない





たぶん幻聴 、僕夢でも見てる … ?







訳もわからずキョトンとしている僕を放ったらかしに





将吾は言葉を続けた。






田島将吾
田島将吾
柾哉を抱きしめたいしキスしたい 、
田島将吾
田島将吾
ねぇ意味分かってる?
木村柾哉
木村柾哉
え 、//



未だに頭が追いついてない僕に





将吾が近ずいてくる。




田島将吾
田島将吾
俺柾哉が好きだよ
木村柾哉
木村柾哉
え 、ほんとに … ?
田島将吾
田島将吾
信じられない ?
木村柾哉
木村柾哉
信じられないって言うか 、頭が追いついてないって言うか …
田島将吾
田島将吾
柾哉 、



名前を呼ばれ視線を将吾に移すと、






ゆっくりと顔が近ずきキスされた。








木村柾哉
木村柾哉
… //
田島将吾
田島将吾
本気だって 、
木村柾哉
木村柾哉
分かった 、分かったから … //
木村柾哉
木村柾哉
あんまりドキドキさせないでよ … //
木村柾哉
木村柾哉
てか僕も将吾好きだし … //
田島将吾
田島将吾
まぁ 、知ってたけど … 笑
木村柾哉
木村柾哉
は ?!
木村柾哉
木村柾哉
知ってたの?!//
田島将吾
田島将吾
気づかないと思った?笑
木村柾哉
木村柾哉
もぉ … //
木村柾哉
木村柾哉
ばか 、//



バシバシと将吾の肩を叩く僕を見て、





君はふわりと笑った。





田島将吾
田島将吾
怒っても可愛い 、笑
木村柾哉
木村柾哉
うるさい … //
木村柾哉
木村柾哉
小学生の時からずっと好きだったのに急に消えて、かと思ったら急に現れて好きって、自分勝手すぎるでしょ … //
田島将吾
田島将吾
小学生の時から好きだったんだ笑
木村柾哉
木村柾哉
あ 、…



つい小学生の時から好きだったことを告白してしまった …




木村柾哉
木村柾哉
もういいよ、笑
木村柾哉
木村柾哉
寂しかったんだからね?笑
田島将吾
田島将吾
ごめん笑
田島将吾
田島将吾
もう離れないから 、笑
木村柾哉
木村柾哉
絶対だからね?笑
田島将吾
田島将吾
うん笑
木村柾哉
木村柾哉
じゃあ帰ろっか笑
田島将吾
田島将吾
そうだね笑




すっと出された将吾の手を強く握り





僕達は再び歩き出した。


























end…


番外編書くか迷ってます…

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