第30話

4,402
2019/10/18 10:57
俺は病室に入った












そこには先生がいて







その奥には何本のもチューブに









繋がれていた



















髙橋海人
髙橋海人
あなたッ…
先生>>>>髙橋さん
髙橋海人
髙橋海人
俺、気付かされました
先生>>>>え?
髙橋海人
髙橋海人
今まで災害に遭って
亡くなった方とかは
あぁ、可哀想に
ぐらいしか思わなかった…
けど、あなたがこんなことになって
俺思ったんです













髙橋海人
髙橋海人
大切な人がいなくなるって
こんなに辛いことなんだなって…















髙橋海人
髙橋海人
生まれた時は全く知らない
赤の他人だったのに
出会ったらこんなに大切だなんて
思わなかった






















髙橋海人
髙橋海人
めっちゃ辛いんですね…グズッ
こんなに辛いって思ってなかった…
先生>>>>そうですか…
では、失礼します



俺はあなたの横に行って











手を握った










廉side



俺は部屋に入ろうとして







ドアを少し開けた




けどその瞬間





海人が

















髙橋海人
髙橋海人
あなた…。
起きてよ…。
また眩しいその笑顔見せて?
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