第33話

33話 忘れ物
1,975
2020/05/29 15:10




次の日



優太
優太
あ〜、今日で終わりか〜
ジン
ジン
長いようで短かったね


2泊3日の旅行が、終わろうとしていた。




紫耀
紫耀
あれ?あなたは?
永瀬  廉
永瀬 廉
何か忘れ物したとかで、
取りに行ったで
紫耀
紫耀
そうなの?まぁ海人も行ってるから、
一緒に戻ってくるか
永瀬  廉
永瀬 廉
アイツまた忘れ物したん?‪w
紫耀
紫耀
そう‪w













そんなことは一切知らないあなたは、

忘れ物なんかする訳もなく、

すみれさんの部屋へと向かっていた。






コンコン


お姉さん
はーい?
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
おはようございます
お姉さん
あなたじゃん!
お姉さん
朝からどうしたの?
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
いや、今日でもう帰るんです
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
だから、挨拶に…
お姉さん
フフッ‪w礼儀正しいじゃん
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
姉のような人から、教えこまれたので
お姉さん
そうなんだ‪w
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
色々話聞いてくれて、
ありがとうございました
お姉さん
いいえ〜
お姉さん
私こそ楽しかったよ
お姉さん
また連絡するから、
一緒にどっか行こ?
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
はい、ぜひ
お姉さん
ほら、あのイケメン6人が
待ってるんでしょ?
お姉さん
さっさと戻りな!
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
はい
お姉さん
じゃ、またね
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
また






その頃海人は…



海人
海人
あれ?あなた居ない?



と、1人疑問を抱いていた。
























そして数分して戻ると、

海人以外の5人が待っていた。





鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
あれ?海人は?
紫耀
紫耀
スマホ忘れたって言って、
取りに行った‪w
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
あっ…そうなんだ…


じゃあ海人には、

私が部屋に戻ったんじゃないのバレたかな…

と思ったが、

別に隠すようなことでもないから、

さほど気にはしなかった。







数分後、海人も戻ってきて、

チェックアウトをし、車に乗りこむ。







そしてそのまま、家へ帰る。





1番最初に私達の家に着き、

下ろしてもらう。





永瀬  廉
永瀬 廉
優太、ありがとな
優太
優太
いいえ〜
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
ありがとう
海人
海人
あっ、あなたコソッ
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
海人
海人
さっきどこ行ってたの?コソッ
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
友達の所コソッ
海人
海人
そうだったんだ…
優太
優太
海人ドア閉めるよ?
海人
海人
あっ、OK!
海人
海人
またね!あなた!
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
うん




そして、5人は帰っていった。









私達は家に入り、一息つく。





永瀬  廉
永瀬 廉
やっぱ家はいいな…‪w
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
うん



今はまだ11時前…



お昼を食べるには、少し早い。





鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
ごめん、私ちょっと寝てもいい?
永瀬  廉
永瀬 廉
あっ、俺も寝たい
永瀬  廉
永瀬 廉
一緒に寝ようや
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
うん、いいよ



元々自分の家じゃないから、

自分のベットがある訳もなく、

シングルベットで2人で寝る。



断る理由も無く、そのままOKした。





永瀬  廉
永瀬 廉
嫌いな奴と寝るのってやっぱ嫌?
鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
別に…


お互い背を向けているし、

別に嫌では無かった。




鬼灯  You  (ほおずき)
鬼灯 You (ほおずき)
スー……ハー……



そのゆっくりとした寝息の後、

廉もすぐに眠りについた。




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