今日はマンちゃんとスイパラ!!!
なんて彼女みたいな台詞を言ってみる。
マンちゃんは私の一個上の先輩で
私が密かに片思いしている相手だ
なんて、平然に抱きついてくるが私としては少し心苦しい。妹のように可愛がってくれるマンちゃん。私は恋人になりたいのにね…あはは…叶わないこと…か
と、行こうとするとマンちゃんに手を握られる
手を握られてる温かさに私は少し顔が熱くなる。気を取り直し、私は好きを抑えてマンちゃんの妹のように笑顔で返事をする
なんて言うとマンちゃんは笑う
なのに少し悲しそうだった
目的地につき私たちはスイーツを食べ
お店を出た。
とマンちゃんに連れられたのは幼い頃に2人でよく遊んだ古びた公園
マンちゃんはベンチに座り真剣な顔でこちらを見る
と、にこっと笑うと、どこか悲しそうにまた笑う
マンちゃんは目を見開き、そっと目をつぶる
そんなこと言えない
『好きだから』なんて簡単に言えそうにもなかった
私は汗が流れる
と私はマンちゃんの手を掴むと振りほどかれる
と泣き出しそうな顔で私に向かって言う
私もぽろぽろと涙が零れてくる
と私は思ってたことを次々にぶちまける
と、涙が止まらない。マンちゃんは私にそっと優しく抱きついてくれた
マンちゃんもちゃんと私の気持ちに全て返してくれた
とにこっと微笑む。本当に本当に嬉しそうな顔で笑う君に私も笑い返した
__私はどうやら、ぐうかわJKさんが好きみたいです
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。