第3話

キャットフード
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2018/03/11 04:21
小山慶一郎
ここが俺の家だよ〜
彼はそう言う…俺は彼の腕から出て歩き出す
…白くて広い家……ゴミやホコリがない…すごく綺麗な部屋だった…
あれ?…キャットフードがある…
猫(増田貴久)
ふにゃぁん?(なんで?)
小山慶一郎
あぁ〜前まで飼ってた猫のためのご飯だよ〜…ちょうど昨日亡くなったんだよね…
猫(増田貴久)
ふにゃあ…(ふーん…)
小山慶一郎
今日はその猫のお骨を…しに行ったん…だよね…
ちょっと涙ぐんでるのか?
…この人は多分すぐ悲しんでしまう人なのか?
小山慶一郎
(。•́ωก̀。)…グス…ちょっと泣いちゃったwごめんね?
そう言って俺を膝の上に座らせて……
小山慶一郎
その帰りに君に出会ったんだよね…
さくら…君の目を見てて思ったの…君は大好きな人と別れてしまったんだなって…
なんか意気投合したというか…この子と暮らしたらあいつとの生活と同じくらい…ううん…きっとそれ以上に楽しくなるんだろなって思ってさ
あいつっていうのは…前の飼い猫なんだな…
小山慶一郎
だから…俺の自分勝手に俺の家に連れてってごめん!!…改めて…俺と一緒に生活してくれるかな?
俺頑張って…さくらが…元飼い主さんよりも楽しいなぁって思えるような生活を作るから
……優しい人だな…
久しぶりに…信じたい…仲良くしたいって思った人間が現れたw
猫(増田貴久)
にゃぁお(わかったよ)
俺は彼の膝の上で丸くなる
しばらくこの状態がいいなと思った
小山慶一郎
(*^^*)
話わかったのかな〜?
すると彼の手が俺の体の方に伸び…体を撫でてくる
小山慶一郎
これからもよろしく

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