第22話

第二十一話
1,947
2020/08/28 08:30
ー佐久間先輩宅ー
佐久間大介
佐久間大介
はい、どーぞ!
そう言うと私を玄関に入れてくれた。
佐久間大介
佐久間大介
ただいまー!
高地(あなた)
高地(あなた)
お邪魔します……。
私は唯華の家以外に遊びに行ったことがない。

ましてや異性の家なんて1度たりとも行ったことない。
佐久間大介
佐久間大介
どうぞ、どうぞ
上がって〜
朔間先輩は笑顔で私のことを誘導してくれた。
佐久間ママ
佐久間ママ
大ちゃんおかえりなさい〜。

あら?この子は?
とても綺麗な人が出迎えてくれた。

私は慌てて挨拶をした。
高地(あなた)
高地(あなた)
はじめまして、隣の家の高地あなたです。
佐久間ママ
佐久間ママ
はじめまして、佐久間大介の母です

いつも大ちゃんかお世話になっています
そう言うと佐久間先輩同様
優しい笑顔で迎えてくれた。
佐久間ママ
佐久間ママ
大ちゃんの彼女?
佐久間大介
佐久間大介
ちょ、母ちゃん!

直球過ぎない?!

というか彼女じゃなくて後輩!
佐久間ママ
佐久間ママ
おうちに連れてきたからてっきりそういう関係かとw
高地(あなた)
高地(あなた)
え、えっと………
私はそういうことを言われ慣れてなくて
少し恥ずかしくなり下を向いた。
佐久間大介
佐久間大介
ほ、ほら!

玄関じゃなんだし、上がって!

お茶入れるし!
高地(あなた)
高地(あなた)
あ、ありがとうございます。
佐久間先輩に連れられてリビングに向かった。


リビングに着くとソファに座らせてくれて
お茶を持ってきてくれた。
佐久間大介
佐久間大介
はい、どうぞ。


ごめんな、うちの母ちゃんが……
高地(あなた)
高地(あなた)
いえ、大丈夫です。

佐久間先輩のお母様は綺麗ですね。
初め、お姉さんかと…
佐久間ママ
佐久間ママ
あら、嬉しいこと言ってくれるのね〜
佐久間大介
佐久間大介
こう見えても
うちの母ちゃん50ぐらいだけどね〜w
佐久間ママ
佐久間ママ
大介ー?
佐久間先輩のお母様は笑顔だけど
とてもさっきに満ちていた。
佐久間大介
佐久間大介
ごめん、ごめんってばー!

俺が悪かったー!
佐久間ママ
佐久間ママ
分かればいいのよ、分かれば
高地(あなた)
高地(あなた)
………いいな……(ボソッ)
私には両親がいない。


幼い頃に事故で亡くなったから
佐久間先輩と佐久間先輩のお母様のやり取りが
少し羨ましく思えた。
佐久間大介
佐久間大介
あ、そうだ!

あなたちゃん、疲れたでしょ?

お風呂はいってゆっくりする?
高地(あなた)
高地(あなた)
え、悪いですよ。

家隣ですし。
佐久間大介
佐久間大介
高地先生が来るまで時間あるし
佐久間ママ
佐久間ママ
あなたちゃんさえ良ければ
ご飯も食べていく?
高地(あなた)
高地(あなた)
兄が迎えに来てくれますし……

さすがにそこまでは甘えられませんよ……
佐久間ママ
佐久間ママ
2人が良ければ
私は構わないわよ
そう言って優しく微笑みかけてくれた。

私はその優しさに甘えていいかわからなくて
佐久間先輩の方を見ると先輩は笑顔で頷いてくれたから少しその優しさに甘えてみようと思った。
高地(あなた)
高地(あなた)
じゃあ、お言葉に甘えて……
佐久間ママ
佐久間ママ
お風呂はもう沸かしてあるから
ゆっくり入ってらっしゃい。

服は私のを置いておくから
高地(あなた)
高地(あなた)
ありがとうございます。
佐久間大介
佐久間大介
俺、案内するよ!
佐久間先輩はお風呂場へと案内してくれた。
佐久間大介
佐久間大介
後で着替えとかは持ってくるね!

疲れただろうからゆっくりしておいで?
そう言うと脱衣所をあとにしようとして
リビングの方に歩いたと思ったら
止まって
佐久間大介
佐久間大介
じゃあ、俺リビングいるから
何かあったら声掛けて?
高地(あなた)
高地(あなた)
わかりました、ありがとうございます。
そう言うと先輩はリビングの方へと歩いていった。

私は制服を脱ぎ綺麗にたたみ
お風呂に入った。


体や頭を洗い湯船に浸かる。

改めて
佐久間先輩の周りにいる人たちは
優しくていい人ばかりだなと思った。

そんなことを考えてると
外から声が聞こえた。
佐久間大介
佐久間大介
あなたちゃん、着替えここに置いておくね〜
高地(あなた)
高地(あなた)
ありがとうございます。
佐久間大介
佐久間大介
はーい!
そう言うと
またリビングに戻って行った。
高地(あなた)
高地(あなた)
何から何までしてもらってばかりだな………
今日あったことや
色々なことを考えていると
十分ぐらい湯船に使っていた。

もう上がろうと思い
お風呂から出て着替えてリビングに向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はここまで!


さっくんのお母様を作者の想像で
書いたので、ご本人とは異なる部分が大いにあります。

ご了承ください💦


読んでいて少しでも
いいな〜って思ってくれてれば嬉しいです(*´ `*)

いつも、ありがとうございます!
佐久間大介
佐久間大介
みんないつもありがとうね!

これからも♡、☆、コメント
よろしくね!

プリ小説オーディオドラマ