私はさっくん先輩と別れ
家に入ったあとそのまま自分の部屋に戻った。
そして、そのままベッドに寝転び
暫くして眠っていた。
ー数時間後ー
コンコン🚪
と部屋の扉をノックする音が聞こえ
目を覚ました。
私は体を起こして扉を開けると。
そこには優吾兄ちゃんがいた。
私は優吾兄ちゃんと一緒にリビングに降りた。
私と優吾兄ちゃんは椅子に座って
ご飯を食べ始めた。
ご飯を食べていると
ジェシー先生、優吾兄ちゃんに言ったんだ……
それもそうか、担任だし保護者だし……
言うかどうか物凄く迷った。
でも、言ったらすごく心配かけちゃうかもしれない…
優吾兄ちゃんはエスパー?って思うぐらい
昔から私の思っていることが分かるみたい。
本当は言うつもりもなかった。
でも、優吾兄ちゃんの目を見ると
言った方がいいと思った。
私はあったことをそのまま伝えた。
でも、謝ってもらったから
叱らないで欲しいとも思った。
怒らないと聞いて少し安心した。
やっぱり優吾兄ちゃんは優しいな
私たちはご飯を食べ進めた。
ー優吾sideー
ジェシーが言ってたことを
今日帰ったらあなたに聞こうと思いながら
家に帰った。
家に帰ると俺はいつも通り
夕飯の準備をした。
今日はあなたの好きなオムライスだ。
作り終わると
いつもなら割と直ぐに返事が返ってくるけど
今日は数分待っても返事がない。
少し心配になり
俺は部屋の前に行き
ノックをした。
するとあなたは出てきた。
ただ寝てただけみたいだった。
ご飯ができたことを伝えて
下に降りた。
こんなに無邪気なあなたを見たのは
いつぶりだろうか。
中学に入ってから
ほとんど無表情と言ってもいいぐらい
笑ったりしなかったから
少し嬉しい気持ちになった。
席についてご飯を食べ始めた。
今このタイミングで言うかは迷ったけど
やっぱりこのタイミングしか言えないと思ったから
ジェシーの言っていた事を聞くことにした。
この感じはやっぱり何かあったんだ。
あなたの困った感じを見ると
心配かけたくないとか思ってるんだろうなー。
あなたは優しい子だから
周りに心配かけたくないとか
迷惑かけたくないから
自己犠牲を払ってしまう。
当たってたみたい。
なんでわかったかって?
そりゃあなたが生まれた時から
ずっと一緒だからさすがにわかるよ〜
言いたくなかったかもしれないけど
中学の頃のようなあなたはもう見たくなかった。
あなたはゆっくり
今日あったことを話してくれた。
やっぱりあなたはとても優しい。
どんなに酷い目にあっても
自分のことよりも相手ことを気にする。
人がよすぎるから逆に心配にもなる。
でも、ちゃんと自分の気持ちを言ってくれたことは
良かったと思った。
今回だけはあなたの意見を尊重しよう。
あなたの安心した表情を久しぶりに見た。
これも佐久間くんたちと一緒にいる機会が増えたからなのかな?
どっちにしろ彼らには感謝しないとね。
そうして俺たちはご飯を食べ進めた。
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今回はここまで!
久しぶりの兄妹の会話を書いた気が……
高地担の方々
お待たせしました!
今回は高地回です!
なかなかSixTONESの全メンバーを出せなくてすみません……
何かしらの形で残りの北斗・樹・きょもは
出しますので!
お待ちください!
いつも応援ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。