私たちはいつも通り屋上に行くと
まだみんな揃ってなかった。
私たちはいつも通り座って
お弁当を広げていると
みんなで食べていて
昼休みも半分すぎたぐらいに
3年生組が来た。
なんかみんな少し難しい顔をしてるように見えた
どうしたんだろう?
2人同時に顔を上げてそう言った
さっきまでの難しい顔はどこへってぐらい
すごく笑顔になっていた。
そう言って翔太先輩は深澤先輩の方を見た。
私は急に振られて驚いた。
この人たちと居るとやっぱり楽しいな〜
と思いながらみんなのやり取りを見ていると
自然と笑みがこぼれた。
さっくん先輩はとても眩しい笑顔で
そう言ってくれた。
私が
無邪気に笑ったり、泣いたり、怒ったり…と
様々な感情表現をしてた頃と
中学に入ってからいじめが原因で
感情表現が上手く出来なかった頃を知っているのは
唯一の幼なじみである唯華だけだった。
私が昔のように笑ったり楽しんでいる姿を見て
唯華はどこか安心したように微笑みかけてくれた。
唯華と話していると
ラウールくんが思い出したかのように
私もすっかり忘れていた。
私達4人は屋上を後にした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はここまで!
この間仕事終わりにYouTubeを開いて
YTFFのスノストのパフォーマンスを見てたんですけど
めちゃくちゃカッコ良すぎません?!
仕事の疲れとか
もーすぐにどっかに飛んでいきましたwww
推しの力って凄いですね(*´ `*)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。