高橋side
(高橋)ケホッケホッ、ケホ、、ヒュー、
やば、、変な咳が止まらへん、、
あー、最近喘息の発作なんか起きてなかったのにな、、
やっぱり季節の変わり目は辛いわ、、
久しぶりに吸入器のお世話になる、
しばらくしたら落ち着いたから、今日も雑誌撮影の仕事に向かう。
俺が喘息持ってんのはみっちーしか知らん
他の人にもばれたくないけど、念のため吸入器をカバンにいれて持っていく。
現場
(高橋)おはようございます、、ケホッケホッ
早くも咳がでてくる。
(西畑)どしたん?風邪でも引いた?
(高橋)や、引いてないですっ、、ちょっと喉の調子悪いだけ、、
(藤原)そう?ならええけど、無理せんとってよ、、?
はぁ、ばれるとこやった、、
(カメラマン)次、道枝くんと高橋くん撮るよー。
カメラマンさんに呼ばれてみっちーと並ぶ。
(高橋)ケホッケホッ、
(道枝)恭平、発作でてんの、、?
あー、みっちーには隠せんな、、
(高橋)ん、、そう。
(道枝)ヤバなったら言ってよ?
(高橋)ごめ、ありがとう、、ケホッ
まさかこれがあんなことになるなんて思ってもなかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。