長尾side
曲が始まった時からみっちーは絶壁完璧の道枝くんに変わって、プロ意識を感じた。
けどしばらくしたら時々顔をしかめたりして、
今からでも止めてもらって、みっちーの所に行きたいんやけど僕のおる位置からはみっちーはちょっと遠くにいて、自然には近づけない。
はよせなみっちー倒れちゃう、、
そう僕が悩んでるうちにみっちーの顔色はどんどん悪なってて、
危ない、そう思ったときにはみっちーの体は床に打ち付けられてた。
(西畑)みっちー。みっちー!?
(藤原)曲止めてください!
(大西)みっちー?怪我はしてないな、、
(高橋)みんな混乱してますね、、
(大橋)ここは俺に任せて、みっちー医務室まで運んだって?
(西畑)長尾!長尾、聞いてる?運ぶん手伝って?
(長尾)は、はい!
どうしよう、自分のせいや、、
分かってたのに、、
何も出来ない自分が嫌になった、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。