打ち合わせだから、って食事に誘われたけど正直行きたくない。
何日も食べてないせいかふらふらするし、
でもなんか食べなきゃって
恐る恐る小さいゼリーを食べようとした。
(慎太郎)ん、むり、、、うぇ、、
やっぱり無理だわ、どうしよ、
涙目になる、水飲むのでやっとだ、、
一応体重計に乗ろうとした。怖いけど一応
ピッ
はぁ、やばいよなこれ。
ダイエット始めるまえより11キロも減ってる
これじゃメンバーにだってばれてるかもな、
打ち合わせ
(大我)えー、これ美味しそう!ね?慎太郎?
(慎太郎)あ、うん、美味しそう、、
もうこの匂いだけで気持ち悪い、、
でも食べないとみんなに心配かけるだけだし
頑張って一口飲み込んでみる。
(慎太郎)!?んっ、
思わず口を押さえてトイレに駆け込んでしまった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。