北斗side
樹がトイレからなかなか出てこないなって、思ってたら泣いてるような声がしてきた。
泣くほど痛いんだな、、
心配になって声を掛けた。
(樹)っ、ぐすっ、はぁ、
(北斗)樹ー、収まったら出てきな?冷えちゃうとあれだから。
ガチャ
あーあ、泣いてるな、、
(樹)って、いっったい、、
(北斗)泣かないの、余計しんどくなるからね。
よほど辛いのか泣きじゃくってる樹をベッドに連れてく。
(北斗)薬飲まないとだから、ちょっとこれ食べれる?
樹が籠ってた間に作ったお粥を出す
(樹)いらないかな、、痛すぎて、むりっ
(北斗)でも、薬飲めないよ?ひと口だけ、ね?
そう言うとお粥を食べてくれた樹。
薬を飲ませたんだけどやっぱりすぐには効かなくて、、
(樹)って、いっったい、、はぁ、っ、
ギュっと、唇を噛み締めてて、、
(北斗)寒いか?ちょっとごめんな。
失礼してベッドに入って、樹のお腹をさする。
(樹)北斗、いたい、、
(北斗)ちょっとお腹びっくりしちゃっただけだよ、、薬きいてくるから大丈夫、、
しばらくしたら眠たくなってきたのかうとうとしだした樹。
(北斗)樹、おやすみ。寝れそうなら寝ちゃいな、?
って、もう寝てるし、、笑
とにかく良くなってよかった。
完
リクエストありがとうございました!
まだまだリクエストお待ちしてます!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!