北斗side
っ、、いっったい、、
頭の鈍痛で目が覚める。
外を見たら、はい、ビンゴ。
雨降ってるじゃん、、
なんか今日はいつもより酷くて、吐き気までしてて、、
今日はYouTubeの撮影だから、重たい体をなんとか起こして準備する。
薬飲みたいけど今なんか食べたら戻しちゃいそうだから、ほんとはいけないけど、そのまま病院でもらった薬を飲む。
(樹)あ、北斗おはよ、、
(北斗)はよ、、
今は話す気力もない、、
薬早く効かないかな、、
マネージャーの車に乗り込むとそこにいたのが樹だけだったから、安心して眠る。
(北斗)っ、って、、
思わず声に出してしまう
(樹)北斗、頭痛いんでしょ?
(北斗)っ、ふぇ?何で?
(樹)や、雨降ってるから、、
顔色悪いしね、、って言う樹。
絶対隠しとこうって思ってたのに
車に乗って3分でバレた、、
(北斗)みんなには、、いわないで。
(樹)んー、言っちゃった。
(北斗)うぅ、なんで言っちゃうのぉ、、
(樹)ごめんって、だってそのほうがみんなフォロー出来るでしょ。
ほんと察しがいいよな、、
はぁ、やば、、
薬効いてないし、、
なんか吐き気増してきた、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。