ジェシーside
今日は一番乗りかなーって思ったら
ソファーで北斗が寝てる
って、えー、顔赤くない?
(北斗)ケホッケホッ
咳してるし、頭でも痛いのかな、時々すごい辛そうな顔するんだよね、、
体調悪いのは確かだな、俺が来たことには気が付いてないみたいだけど、、
風邪が悪化しないように俺が来ていたジャンパーを掛けてあげる。
今日の撮影は延期にしてもらおう、、
それからみんなにも連絡して、、
たぶん北斗は強がって、やらせてって言うだろうからこれは強制だな、、
(慎太郎)北斗ー、って寝てるな、、
(優吾)すごい汗かいてんな、、
(北斗)ん、、あ、もう始まる、、?
やっぱり撮影する気でいたんだ、、
(樹)だめ。今日は延期だから。お前体調悪いだろ。
(北斗)ケホッケホッ、だいじょ、ぶ。
(ジェシー)大丈夫じゃないだろ。ほらこれスポーツドリンク。脱水こわいから。
(北斗)大丈夫なのに、、
そう言って少し不満そうな顔をしてスポドリを飲む北斗。
なーんか、ほわほわしてるな。
熱でもあるかな、、
(ジェシー)ちょっとごめんな、、
北斗のおでこに手を当てる。
あー熱いな、、
(優吾)熱測ろうか。
(大我)はい、体温計。
大我から受け取った体温計を渡す。
(慎太郎)熱何度?
(北斗)36度、、
(樹)はい、嘘つかないの。
パッと樹が体温計を見る。
(樹)38度越えてんじゃん、、
そりゃ辛いわ、、
(優吾)てかよく来ようと思ったね、、俺ならベッドに逆戻りだわ、、
(北斗)だって、、
また不満そうな顔をしてる北斗。
(ジェシー)分かった分かった、、今日はみんなで北斗の看病だな笑
その後みんなの手厚い看病のおかげで
次の日には完全復活した北斗でした。
完
リクエストありがとうございました❗️
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!