第2話

久しぶりに会った君
323
2021/03/20 07:30
ナワーブ
ナワーブ
エマ、今日はあなたが来るから
お茶の準備を頼む
エマ
エマ
はいなの!
今日は、久しぶりにあなたと会う
あいつは、ここのお嬢だから普通は来れない

何年ぶりだろうか…
ナワーブ
ナワーブ
そういえば、お前のお父さんは見つかったのか
エマ
エマ
んー、まだ情報は掴めてないの
ナワーブ
ナワーブ
そうか、イライにでも頼んでみたらどうだ?
エマ
エマ
イライさんなら、見つけてくれそうなの!
エマ
エマ
今度、頼んでみるなの!
そんな、話をしているとドアが開く音がした
エマ
エマ
……!あなたかな?
エマ
エマ
エマが見てくるの!
タッタッタッ
エマ
エマ
はーい、どちら様なn……って
イライ
イライ
やぁ、エマさん
エマ
エマ
イライさん?!
イライ
イライ
今日は、あなたちゃんが来るんだろう?
エマ
エマ
あぁ、さすが情報屋なの!
エマ
エマ
ナワーブさんも、あっちにいるから一緒に待とうなの!
イライ
イライ
あぁ、そうさせてもらうよ
スタスタスタ
ガチャ
エマ
エマ
ナワーブさん!
ナワーブ
ナワーブ
おう、って…イライか
イライ
イライ
やぁ、ナワーブ
ナワーブ
ナワーブ
お前は、あなたが来るって知ってたのか?
イライ
イライ
さぁ?僕は情報屋だから、その能力を使っただけさ
ナワーブ
ナワーブ
フンッ…変な情報屋だな
イライ
イライ
君には、言われたくないよ
エマ
エマ
あ…そうなの!イライさんに頼みたい仕事があって
イライ
イライ
頼みたい仕事?
エマ
エマ
エマのお父さんの情報を集めて欲しくて
イライ
イライ
エマさんのお父さんの情報か…
分かった。集めてみるよ
エマ
エマ
ありがとなの!
そうして、いろいろと話している間
ドアのインターホンを鳴らす音がした
エマ
エマ
……!あなたかな
ナワーブ
ナワーブ
お前、それ言うの2回目じゃないか?
エマ
エマ
エマが開けてくるの〜!
タッタッタッ
エマ
エマ
は〜い!どちら様なの〜?
ガチャ
あなた
あっ!エマ!久しぶりニコッ
エマ
エマ
……!!あなた〜!
ギュ
あなた
エマ〜!会いたかった〜!
エマ
エマ
エマもなの!会えて嬉しいの!
エマ
エマ
あ!ここじゃ寒いから、上がってなの!
スタスタスタ
エマ
エマ
ナワーブさん!イライさん!
エマ
エマ
あなたが来たなの!
あなた
……!!!
あなた
ナワーブ…!イライ…!
ナワーブ
ナワーブ
あなた…久しぶりだな。
見ないうちに、立派になった。
まぁ、ゆっくりしてけよニカッ
イライ
イライ
あなたちゃん、久しぶり。
君がお嬢様として、国を良くしてるのを僕は知ってるよ。
今日はゆっくりしていってね
あなたが来て、この事務所が明るくなった気がした

オレは、あなたと話せる時が一番幸せだ
あぁ…この、時がずっと続けば良いのにな

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