第20話

俺の本心
8,019
2022/01/15 05:01
長尾謙杜
長尾謙杜
みっちー!僕のこと好き?
道枝駿佑
道枝駿佑
…まぁ
長尾謙杜
長尾謙杜
ねぇ好きって言ってよ〜(。˘•ε•˘。)

俺は長尾と付き合ってる。







告白は長尾からだった。





さっきのやり取り見たら仕方なく付き合ったんじゃないかと思われるかもしれないけど、






別にそんなんじゃない。






俺は普通に長尾が好きだ。






しっかりこの気持ちを伝えたいと何度も思った。







でも長尾の前に立つと、








「好き」「可愛いね」「愛してる」






こうゆう甘い言葉が出ない…







なぜだか言葉が詰まってしまう。






態度もなんだか素っ気なくなってしまう。







…どうしたらいいんだろ、、












長尾_










みっちーは、







いわゆるツンデレで…






いや、






デレた事ないかも…







とにかく僕にツンツンで、







まだ1度も






好きと言ってもらったことがない…







キスも毎回僕からで、







みっちーからしたことは1度も無かった。






みっちーは本当に僕が好きで付き合ってるん
だろうか…








仕方なく付き合ったのではないかと、







毎日思ってしまう…













今日は仕事が休み。







ゲームしたりYouTube見たり、






ゴロゴロしてたら、






昨日夜更かししたのもあって、






眠たくなってきてしまった。






軽く昼寝でもしようと思い、






リビングのソファーに寝っ転がり、






目を閉じた。












あれから数分して、





誰かの足音がした。





まだ僕は完全に寝れてなくて、






目をつぶっているだけだった。









足音の犯人は、








…きっとみっちーだろう。













道枝駿佑
道枝駿佑
長尾〜…?
道枝駿佑
道枝駿佑
寝てる…?
  


ごめんみっちー…





起きてるんだよね…笑




面白そうだから寝たフリを続けた。
道枝駿佑
道枝駿佑
…ふふっ
道枝駿佑
道枝駿佑
寝顔かわいー…//
え、…






今可愛いって…






何かの間違いだろう…







だってみっちーがそんなこと言うはずない…

道枝駿佑
道枝駿佑
はぁ〜…ほんまは好きなんやけどな…
道枝駿佑
道枝駿佑
いつも言えへんくてごめんな長尾…
道枝駿佑
道枝駿佑
好き、めっちゃ好きやで…

え、え、え、//







どうゆう状況ですかこれ?!






でもみっちーに好きって言ってもらうの初めてやな…





ほんまは僕のこと好きやったんやな〜…笑






やっぱりツンデレやん笑








突然みっちーが僕の頬を触る。
長尾謙杜
長尾謙杜
?!
ヤバい…





めっちゃ反応しちゃった…





まだバレてないよね?…
道枝駿佑
道枝駿佑
食べたい…
道枝駿佑
道枝駿佑
ごめん長尾…
道枝駿佑
道枝駿佑
俺我慢出来へんみたいやわ、
道枝駿佑
道枝駿佑
って、寝てるか笑
道枝駿佑
道枝駿佑
チュッ
長尾謙杜
長尾謙杜
?!//


急にみっちーがキスしてきた。






みっちーからは初めてで動揺が隠せない。
道枝駿佑
道枝駿佑
チュッチュッ


角度を変えて何度もキスしてくる。





バレないように呼吸を整えて、





みっちーのキスに耐えていた。
道枝駿佑
道枝駿佑
チュパチュパチュパ


さっきまで軽めのキスだったのに、





急にみっちーの舌が入ってきて、





より激しく甘いキスに変わった。





さっきまで抑えれていた声が、





口の隙間からこぼれ出てきてしまった。
長尾謙杜
長尾謙杜
…ふッ…んッ…はぁ…//
ヤバい、!





声抑えないとバレる…





っと思っていたものの、





キスはいっそう激しさを増す。
道枝駿佑
道枝駿佑
クチュッ クチュッ チュパチュパ
長尾謙杜
長尾謙杜
んッ//…はッ…
道枝駿佑
道枝駿佑
クチュッ クチュッ クチュッ
長尾謙杜
長尾謙杜
んッ//…んん〜//
息が切れてしまいそうになり、





みっちーの胸元を叩いた。
道枝駿佑
道枝駿佑
え、起きてた…?
長尾謙杜
長尾謙杜
はぁはぁ…////
長尾謙杜
長尾謙杜
そんなっ、激しいっ、キスされたらっ
長尾謙杜
長尾謙杜
誰だって起きるっ// はぁ…//
道枝駿佑
道枝駿佑
じゃああれ聞いてへん?…
長尾謙杜
長尾謙杜
それは…//
思い出しただけで顔が赤くなる…





恐らく真っ赤になった僕を見て察したのか、





みっちーまで真っ赤に染まって行った。
道枝駿佑
道枝駿佑
聞い、てたん…?//
長尾謙杜
長尾謙杜
ごめんなさい…//
道枝駿佑
道枝駿佑
まじか…//
長尾謙杜
長尾謙杜
でも僕のこと好きやないと思ってたから嬉しかったよ?
長尾謙杜
長尾謙杜
あれ本心やろ?
道枝駿佑
道枝駿佑
うん、まぁ…//
みっちーに抱きつく。
長尾謙杜
長尾謙杜
僕もめっちゃ好きやで?
道枝駿佑
道枝駿佑
…ありがと//













end…

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