緑の男の子がミリオに接近し、空中で構えた時

スルッ

ミリオの服がスルスルと落ちていった

私たちは慣れているからスッと目を逸らしたけれど、一年から見たらそりゃ驚くわけで

後ろの方にいた耳たぶからプラグが生えてる女の子は予想通り顔を隠して奇声を上げていた

まるで「あせあせ」と効果音がつきそうな仕草で落ちていく服を掴んでズボンだけ履き直すミリオ

だが、それを一年は見逃さない

誰もが当たると思っただろう振り抜かれた緑くんの足は、すり抜けた

その攻撃を始めに遠距離攻撃が同じくミリオの顔面を狙うが、どの攻撃も顔をすり抜け、奥の壁へと突撃

砂埃が晴れた頃、そこにミリオはいなかった

その代わり、最後列から

素っ裸の状態で女子の前に突如現れた

あのプラグの女子が不憫で仕方ない…

断末魔に近い悲鳴に反応し、近距離持ちも後ろを向いて現状を確かめようとする

緑くんに一瞬で近づき、" 小さくなる "

背後に移動した僕は床に両手をつき、そのまま両足を使って卍蹴りをお見舞いする

３人の声にようやくこちらに気付いたらしい残りの近距離派は、ミリオのパンチを受けて蹲（うずくま）る遠距離派と彼らを一度見比べ、それぞれミリオと僕に向かって構えている

勿論意識はあるものの、動かずに倒れている彼ら

おそらく次回！


あなたちゃんの個性が判明します！

まぁ何となく分かってる方もいらっしゃると思うんですけど……😅


もしかしたらこのままもう一つ出すかもなので！