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2021/08/17

第11話

9話
先生が入ってくる。
山田先生
STするぞー
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
起立ー
ガタガタガタ…
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
礼ー

着席ー
山田先生
はい、じゃあなにか連絡のある奴いるかー?
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
っ…!
煌汰がピシッと手を上げる。
山田先生
煌汰?あれ、お前委員会入ってないよな?
…まあいいか、どうした?
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
えっと、僕、付き合ってる人がいるんだけど…
クラスがざわつく。
女子生徒1
え?煌汰くん付き合ってるの?!
女子生徒2
めっちゃショック…
山田先生
煌汰…連絡ってそれか…?
先生が苦笑いを浮かべる。
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
あ、本題はこっからで…

その彼女っていうのが…
煌汰がこちらを見る。

その視線を追ったクラスメートたちが驚いた顔をする。

しょうがない、立つか…。
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
俺、だ。
きゃーーーーーー!
悲鳴とも歓声ともつかない声が(主に女子)からあがる。
女子生徒2
っ、え?え?え?
まって、うそ、そんなのあり?!
女子生徒1
やばいね!!!なんか、うん、この2人なら納得する…!
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
だから、かいちゃんに不用意に近づいたり告白したりするのは、許さないからね?
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
俺も。煌汰に手を出すな。
草薙希々禾(くさなぎ ののか)
草薙希々禾(くさなぎ ののか)
…ねえ、なんで私たち惚気を聞かされてるの?
中園遥稀(なかぞのはるき)
中園遥稀(なかぞのはるき)
こっちが聞きたい…
永中咲幸(ひさなか さゆき)
永中咲幸(ひさなか さゆき)
幸せそうだね~
山田先生
うん、言いたいことはよく分かった。
とにかく座れ、うん。
うん、そうだな。うん。
先生なに言えば良いか分かんなくなっちゃってる…
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
なんか、すんません、いまじゃないっすよね
山田先生
まあ、良いんじゃないか?お前はモテすぎてて色々あったし。
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
すいません…
山田先生
はい、この話題はあとで!今は終わり!他に連絡のある奴は?
ざわついていた教室が一気に静かになる。
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
あ、あと1つ。
誰が聞きに来ても、俺と煌汰のことについて答える気はない。
言わなくちゃ行けない奴には、こっちから言いに行くので。
ぞろぞろこられてもめんどくさいから来るな。
以上。
山田先生
もっと優しい言い方しろよー

他にはいないな?
草薙希々禾(くさなぎ ののか)
草薙希々禾(くさなぎ ののか)
先生…櫂の扱い方に慣れてる…
山田先生
よし、じゃあST終わり~。
クラス委員!
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
起立
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
気をつけ

さようならー
生徒たち
さようなら
糸が切れたように、教室がざわつき始める。

クラスメートからの視線が痛い…
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
かいちゃん、せっかくだし、手、繋いで帰っちゃおっか?
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
…ああ、そうだな
正直噂が広まるだけだと思うけど、煌汰がかわいすぎて断れなかった。←

手を握る。
恋人繋ぎになる。
今までとは違う、恋人の距離。
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
楽しいね
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
ああ、なんか、こんな気分初めてだ。
幸せ。
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
ぼくも!
結局、俺達の話は、クラスメートの噂だけでなく、俺達が手を繋いで帰ったという事実も広まるのを助長し、次の日には中等部全員、何なら高等部のほうまで広まっていた。
(言ってたか分からないけど、俺達は中高大一貫の私立校に通ってる。言ってたらごめん。)

けど、そっから告白はされなくなったし、なあなあで夏休みに突入したからそこまで追求はされなかったな。うん。



で、まあ、夏休みですよ。
煌汰くんが黙ってると思う?
なんせ受験という受験もないし。ねえ?
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
『夏休み、入ったね!』
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
そうだな
俺達は電話中だ。
すぐ家なんだから会えば?と、提案したが、煌汰が「電話が良い!」と譲らなかったので。
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
『お泊まり会しよ!
かいちゃんの家に3泊?で、僕の家に4泊、1週間ずっと一緒にいようよ!』
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
え、別に良いけど、そっちは良いの?皆いるでしょ?
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
『大丈夫!防音ちゃんとしてるから!』
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
いや、それは良いんだけど、まあ良いや、いいのね?
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
『OKだよ!てか、もう話してあるし!』
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
そうだな…いつにする?
姉さんが、こんこん、とドアをノックして話しかけてくる。
佐々倉碧波(ささくらあおは)
佐々倉碧波(ささくらあおは)
あ、櫂翔、私バイト代めっちゃ貯まったって燈哉に言ったら、2泊3日で旅行行くことになった~。
8月の2、3、4日で行ってくるけど、いい?
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
『あおちゃんないすぅ!』
佐々倉碧波(ささくらあおは)
佐々倉碧波(ささくらあおは)
あ、煌汰くん?
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
湯嵜煌汰(ゆざき こうた)
『だから、8月2、3、4日はかいちゃんの家!その後は僕の家ね!お泊まり!』
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
佐々倉櫂翔(ささくら かいと)
あ、うん、いいよ。その時煌汰が家に泊まりにくるけど
佐々倉碧波(ささくらあおは)
佐々倉碧波(ささくらあおは)
もちろん良いに決まってる!楽しみなさいよ!2人きりで♡
…2人きり……
なんか、緊張する……?かも…