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第5話

タイムスリップin弥生時代(2)
290
2018/10/09 07:53
弥生時代の人
誰だぁ?俺たちの國に入ってくるやつは
あなた

………………!逃げよう

おそ松
おそ松
走れ!お前ら!
トド松
トド松
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
私たちは全速力で駆けました。


おそ松は私のことをおぶったまま走りました。
でも人間、ピンチの時は力を発揮できるのでしょうか。
火事場のばか力ってやつでしょうか。

とにかくものすごい速度で走りました。















ですが……



一松
一松
……ん!
チョロ松
チョロ松
嘘だろ…。
囲まれてしまったのです。














弥生時代の人
お前たち!逃げるな!人の國に許可なく入るなんて!悪人だぞ!
弥生時代の人2
っていうか見たことない格好だなぁ?何だ?お前たちは。どこから来た!
おそ松
おそ松
え~と…
怒鳴る弥生時代の村人さんをおそ松はジーッと見つめました。
弥生時代の人2
早く言え!
おそ松
おそ松
未来です。
おそ松が未来という言葉を口にしたとき、弥生時代の村人さんは、頭の上に?マークを浮かべました。
弥生時代の人2
弥生時代の人(モブ)
それはなんだ!早く言え!
おそ松
おそ松
だからぁ~。未来だってー。わかんない?み・ら・い!
あなた

(タメ語~!-W-W)

説明できないおそ松に代わってチョロ松が話しました。
チョロ松
チョロ松
僕たちはこの時代の人じゃないんです。
弥生時代の人(モブ)
この時代の人じゃないって…。それはどう言うことなんだ!
チョロ松
チョロ松
とにかく、僕たちは悪くないんです。突然ここに…
弥生時代の人(モブ)
でも!勝手に入ってきただろう!
チョロ松
チョロ松
何も目的があって来たわけでもないし、悪いことをしようと思って来たわけでもないんです。
チョロ松は自分達は威嚇していないことを必死で伝えようとしています。
弥生時代の人
とりあえず長に連絡だな。
弥生時代の人
お前ら!長に許可なくこの國に入ってきたやつがいると報告してこい!
弥生時代の人(モブ)
はい!
あなた

な、なんかヤバイことになってる気がする。(小声)

トド松
トド松
に、に、ににに逃げ出す方法は?ないの?(小声)っていうか「おさ」って何?誰のことなの?(T_T)
一松
一松
長って言うのは多分この村で一番偉い人だと思う。
それに、逃げ出す良い方法は今は頭に何も浮かんでこない。
さすがにこの状況だと、頭のいい一松でもいい案が浮かんでこないらしいです。
他のみんなも黙りこくっています。






しかも












チョロ松
チョロ松
…………………………ってあれ?十四松は?
おそ松
おそ松
は?……。!?十四松いない…。





この危機的状況で十四松がいなくなりました。






カラ松
カラ松
どうしてだ?
私たちは村人さんにバレない範囲で十四松を探しました。
弥生時代の人
お前らこっちへこい!長がお呼びだ。
ですが村人さんに呼ばれてしまい、十四松探しが出来なくなりました。
おそ松
おそ松
ア、ハイ。今行きます。
私たちは村人さんに囲まれながら長の住む大きめの家の前まで歩きました。





おそ松はなおも私のことをおぶってくれています。
あなた

おそ松、重いでしょ?私自分で歩くよ?(小声)

おそ松
おそ松
きー使うなよ。いいんだよ。
ちょっと怒ったみたいに言われて私はビックリしました。
弥生時代の人
お前ら!うるさいぞ!
あなた

はい…。

村人さんに怒られてしまいました。
弥生時代の人2
ここだ。
弥生時代の人(モブ)
長様ぁ~!連れてきました~!
村人さんが長を呼びました。





すると………………
十四松
十四松
………………っ
みんな
今十四松の声が聞こえた……。
……………………………………………………?十四松?




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