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第97話

残酷な現実②
私は事務所を一人で出た
怖いのでなるべく早足で近くのスーパーに向かった
足跡は聞こえるような気がするがまだ周りに人もいるしとりあえず一安心した











店員
店員
いらっしゃいませー
あなた
あなた
ふぅ…とりあえずコンソメと…
私は目的のコンソメを選んだ
あなた
あなた
絃歩くん疲れてるよね…
あなた
あなた
好きなお菓子とジュース買って帰ろう
私は絃歩くんがいつも食べてるお菓子とコーラをカゴに入れレジに向かった
店員
店員
ありがとうございましたー
あなた
あなた
はぁ…とりあえず買えた…
普通の買い物なのに心配で心臓が押しつぶされそうだった











お店を出て空を見るともう暗くなり始めていた
あなた
あなた
はっ…早く帰らなきゃ…っ
早く帰ろうと思ったその時
リスナー
リスナー
あっ、あのぅ…
あなた
あなた
ビクッ…!
あなた
あなた
はっ…はい?
リスナー
リスナー
ふぉいくんの彼女さんですよね…?
あなた
あなた
あっ…そ、そうですが…
リスナー
リスナー
あの、前に1度お会いしたんですけど…多分覚えてないですよね…?
あなた
あなた
…!
あなた
あなた
もしかして公表する前かな?
リスナー
リスナー
そうです!
リスナー
リスナー
覚えて下さっていたんですか!
あなた
あなた
うん!いつも、レペゼン地球応援してくれてありがとうございます
リスナー
リスナー
いえいえ…!
リスナー
リスナー
あの…一緒に写真撮ってもらっても…?
あなた
あなた
いいですよ!
3.2.1…パシャッ
リスナー
リスナー
わぁ…!ありがとうございますっ
あなた
あなた
いえいえ
リスナー
リスナー
あの…あまり顔色が…大丈夫ですか?
あなた
あなた
えっ…?だっ、大丈夫だよ?
リスナー
リスナー
そうですか…、お忙しいは思いますが体調にはお気をつけ下さい!
あなた
あなた
ありがとう…!
リスナー
リスナー
では失礼します…!
その女の子はお礼を丁寧に言ってくれてその場を離れた
話し込んでしまってあたりは暗くなっていた
あなた
あなた
早く帰ろっ…
私は早足で家路を歩いた













だいぶ早く歩いたので事務所は近づいた
あなた
あなた
はぁ…早く…
コツッコツッコツッコツッ…
あなた
あなた
…!
また聞こえる足音
しかも段々と大きくなっている
あなた
あなた
(早く帰らなきゃ…!)
私は命の危機を感じさらに早足で歩いた
コツッコツッコツッコツッ…
事務所が近くなって来て見えかけていた
もう帰れる、そう思っていた
あなた
あなた
はぁ…はぁっ…
あなた
あなた
もうその角を曲がったら事務所っ…
何となく気配が近い気がする
不安になったが曲がった帰れると思って早足で歩いた
そしてその角を曲がろうとした
その時
ガツンッ
あなた
あなた
あ″っ…!
バタンッ
私は後ろから重たいもので殴られた
犯人
犯人
ハハッ、あんただけ幸せになろうなんて許さないんだからっ…、死んでしまえばいいのよ…
犯人
犯人
もうあんたは終わりよ
ガンッ
私はもう一回殴られた
犯人
犯人
ハハッ、こんなんじゃ助からないわねっ
その女は笑いながらその場を去っていく
助けを呼びたいのに呼べない
頭が痛む
殴られたところから血が流れ出てるのが分かる
倒れた横に血がこぼれている
あなた
あなた
い…と…
あなた
あなた
ごめ…ん…っ…
意識が遠くなっていく
絃歩くんの顔が浮かぶ
約束を守っていればこんなことにならなかったのに
あなた
あなた
…っ
血が溢れて全身の力も抜けていく
このまま絃歩くんと会えなくなるのかな
最期まで一緒にいるって約束したのに
今が最期ならもっと一緒に二人の時間を過ごせばよかったな
ごめんね、絃歩くん
自分を責めないで
私はあなたをずっと愛してます
離れてもずっと一緒
私はそっとブレスレットを手に握った
あなた
あなた
そして意識を手放した
さようなら、絃歩くん