第112話

障害物競走①
3,296
2021/09/11 14:17
ミッドナイト
ミッドナイト
用意は出来たわね?
ヨーイ…スタート!
ピーーーーーー!
バキバキバキ
五条(なまえ)
五条あなた
(やっぱりそうするわよね…貴方なら。)
音がする方を見ると
轟焦凍
轟焦凍
氷結を使って辺りを凍らせている轟焦凍がそこにいた。
けど…その作戦に気付いていたのか、A組と悠仁達はその罠にかかってない。
その辺は…
五条(なまえ)
五条あなた
(流石と言うべきかな?)
おっと…実況してる場合じゃないや。
私もそろそろ…
五条(なまえ)
五条あなた
(急がないと。)
恐らくだけど、恵達は私も前に進んでるはず。
だったら…
五条(なまえ)
五条あなた
(抜かさなくちゃ。)
全力で挑むって…
五条(なまえ)
五条あなた
(決めたんだから。)
プレゼントマイク
プレゼントマイク
楽しんでるか野郎ども!?
実況はこの俺プレゼントマイクが担当するぜ!
そしてゲストは1年A組の担任相澤消太ことイレイザーヘッド!イェェェェェイ!
相澤消太
相澤消太
うるさい…。
と言うかなんで俺を呼んだんだ…。
俺にはまだ仕事が…
プレゼントマイク
プレゼントマイク
そんなのは関係ねぇ!
イレイザーには今日みっちり付き合って貰うぜ!?イェェェェェェイ!
相澤消太
相澤消太
ハァ…最悪だ。
五条(なまえ)
五条あなた
(ドンマイ…相澤先生。)
プレゼントマイク
プレゼントマイク
障害物競走!まず最初の関門は、入試と同じ仮想ヴィランだ!だが、今回はこの前のロボよりかなり強度に造られているぞ!どうやって乗り切る!?有精卵ども!
五条(なまえ)
五条あなた
成る程…壊せば勝ちってわけか。
シュッ ドガッ バキッ (仮想ヴィランを殴る)
ドカァァァァァアン(仮想ヴィランが崩れる)
…ふぅ、こんな物かな?
これくらいまだまだ序の口だね。
プレゼントマイク
プレゼントマイク
オォォォォォォイ!?嘘だろ!?
個性も使わず素手で壊しやがった!
何者だアイツ!?
今年の雄英生は人肌違うぜ!イェェェェェエイ!
相澤消太
相澤消太
マイク、うるさい。
(とは言え、入学してきた時から思っていたが…他の人よりも基礎も、体幹も、力も人一倍強い…。考えば考えるほど…)訳がわからん。
プレゼントマイク
プレゼントマイク
なんか言ったかイレイザー?
相澤消太
相澤消太
いや、何でもない。
それよりもすごい奴は他にも居るみたいだぞ。
シュゥゥゥゥゥウ
轟焦凍
轟焦凍
どうせなら、もっとすごい奴を用意して欲しいもんだな。クソ親父が見てんだからっ…!
バキバキバキ
轟焦凍
轟焦凍
ふぅ…
モブ
なんか分かんねーけど、やったのか!?
モブ
これなら通れるぞ!
轟焦凍
轟焦凍
やめたほうがいいと思うぞ。
不安定に凍らせたから…
ドカァァァァァアン
モブ
うわぁぁぁぁあ!?
モブ
嘘だろ!?
プレゼントマイク
プレゼントマイク
…お前のクラスの奴ら、やべぇ奴ばっかだな。
相澤消太
相澤消太
…まぁ、確かにな。
五条(なまえ)
五条あなた
…まぁ癪だけど、アイツが言ってることも確かだし。(見せつけてやるよ。私が最強だってこと。私がどれだけアンタのことを憎んでいるのか。私が、あれからどれだけ成長したのかも…ね。)
覚悟しとけよ…。
五条(なまえ)
五条あなた
(No.2…)

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