仕方ないよ。全ての人が平等になるようにっていう決まりがあるんだから。それにコスチュームは、みんなの個性を手助けするのに必要なだけだもの。たまにはコスチュームに頼らずどれだけ自分が力を出し切れるのか、しっかり把握しておく事も大事な事だと思うけど？

そんな事ないよ…って今、麗日さん私のことあなたちゃんって…

…全然そんな事ないよ。
むしろありがとう。そんな風に呼ばれたの初めてだから。だから…ありがとう、お茶子ちゃんﾆｺｯ

？

…！うん！頑張ろうね、みんな！

兄さん！

ん〜…慣れ？

何を頑張るのか分からないけど…頑張れ。それで兄さんはどうしてここに？

急だなおい！←キャラ崩壊
…でも何で私なの？

…それもそっか。
確かにやられっぱなしも嫌だしね。
いいよ、開会式の宣言してあげる。

…ｽﾀｽﾀｽﾀ

…分かりました。

ｽｩ…ﾊｧ…
どうも、初めまして五条あなたです。
…正直、私自身も何をしたいのかは良く分かっていません。ここに来たのもつい最近なので、この体育祭のシステムについても良く知らないし、分かりません。けど、これだけは宣言できます。貴方達は私たちには勝てない。

何故なら貴方達以上に努力をしているから。死ぬわけにはいかない。倒れるわけにはいかない。その為に私たちは全力で抗っています。だから…ヒーロー科の人達も、それ以外の科の人達も、全力で抗ってください。死ぬ気で来てください。私たちは貴方達とは違うと言うことを、貴方達に教えてあげる。死なない程度に頑張ってくださいね？まぁ、多分私には誰も勝てないでしょうね。だって私は貴方達と違って…“最強“ですから。…長々とすみません。これで宣誓を終わります。

ﾊｯ…（この冷気は…。）