佐藤side
『ねぇ、』
瑞稀「なぁにー」
『6月だね』
瑞稀「そだね、」
『もう半年終わり?』
瑞稀「そだね、」
『なにをそんなスマホ見てるのよ』
瑞稀「ん、YouTube」
『なんの』
瑞稀「SixTONESさん」
『え、なんで』
瑞稀「面白いから、 あっはww」
『つまんなっ。』
『ねぇ、』
優斗「なにー?」
『6月だね』
優斗「そうだね」
『なにしてんの?』
優斗「YouTube」
『なんの』
優斗「SnowMan〜」
『ちぇ、』
『ねぇ、』
蒼弥「ん?」
『6月だね』
蒼弥「そうだね」
『なにしてんの?』
蒼弥「YouTubeみてるよ」
『なんの』
蒼弥「SixTONES」
『はぁ、』
『ねぇ、』
涼「なーに」
『6月だね』
涼「そだね」
『なにみてんの?』
涼「TravisJapanの動画」
『あーはい』
『ねーえ』
龍斗「ん?」
『6月だね』
龍斗「そうだね、雨いっぱい降るね」
『なにしてんの?』
龍斗「動画見てる」
『まって、当てる
美 少年でしょ』
龍斗「え、HiHiだけど……」
…………
『………………お前いいやつだな』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。