第72話

それから 1話
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2020/10/02 12:03
炎薇:ねぇ、これはどういうことかな?

焦凍:お、、、、?

炎薇:『お、、、?』じゃないよ『お』じゃ!!!!!なんで蕎麦しか買ってきてないのさ!!

焦凍:別に良いだろ。炎薇も蕎麦の良さを知るべきだと思う。

炎薇:何をー?!

焦凍:毎日毎日うどん食べてて飽きねぇのか?俺は、飽きると思ったから今回は蕎麦だけしか買ってこなかったんだ。

炎薇:そのセリフ、焦凍にそのままそっくりお返しするよ。

焦凍:、、、もう買ってきちまったんだ。仕方ねぇだろ。なぁ、この蕎麦茹でるって書いてあるぞ。っつうことは、これを濡らして燃やせば良いのか?

炎薇:え、、、、、?

焦凍:持ってなきゃいけねぇのか、ちゃんと持てるか心配だな、、

炎薇:いやいやいや?!ちょっと待とうか焦凍くん。

焦凍:なんだいきなり「くん」付けとか、、

炎薇:茹でるって意味知ってる?!うん、知らないね分かったよ。もう、今日は蕎麦で良いから焦凍は先にお風呂入ってて!!!

焦凍:お、おぅ、、、

炎薇:(焦凍、、あんたはどうやって学生の頃家庭科の内申点を取っていたんだ、、、?!)
焦凍:風呂、上がったぞー。

炎薇:うん、じゃあもう座ってて。ついさっきできたから伸びてないと思うけど、、なるべく早く食べてね。

焦凍:おぅ。

炎薇:ふぅ、、、(さぁ、私はどう食べるか、、)

焦凍:?炎薇、何蕎麦と睨めっこしてんだ?

炎薇:えっ、いや、、、

焦凍:蕎麦も十分うめぇぞ?

炎薇:いや、まぁ、、それはそうだろうけど、、

焦凍:?なんかあったのか?食えねぇのか?じゃあ俺が食べさせてやるぞ?

炎薇:、、、はぁ?!

焦凍:ほら、あーん。

炎薇:えっ、え、えぇ、、////あ、あーん、、、?

焦凍:どうだ、うめぇだろ?

炎薇:カァァァ////う、うどんには負けちゃうけどね!!、、、まぁ、、美味しい、、とは、思う、、

焦凍:そうか!!

炎薇:(もうっ!!)
隣には、もう寝ている焦凍。

、、、幸せだなぁ。

こういう生活が、いつまでも続いて欲しいと思う。

焦凍が寝ているのを確認して、私はそっと焦凍の頬に触れる。
炎薇:大好きだよ、、、チュッ
焦凍の頬にキスを落とす。
炎薇:おやすみ、焦凍、、、

焦凍:、、、、、そうか、炎薇はそんなに俺のことが好きなのか。

炎薇:は、はぁ、、、?!な、なな、なんで焦凍起きてるの?!

焦凍:別に、寝てるとは言ってねぇぞ。

炎薇:い、言ってはないけど、、、!

焦凍:チュッ

炎薇:ヒャァッ?!////

焦凍:お返しだ。

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