桐山side
神ちゃん無理しないといいんだけどな...
しげとそう言って出てきた。
スーパへ行く道
やっぱさすが神ちゃんのシンメやな
そんな深刻なんや。
俺は神ちゃんの状況を知ってそんな笑える状況じゃなかった。
神山side
しげと照史の2人が買い物に行ってくれてる。
俺は少し休もうかな。そうも思い、部屋で寝る。
目が覚めるともう暗くなってた。
そう思い、身体をおこそうとすると、自分の身体がいつもより重くて起き上がれない。
やっと起き上がり、リビングへ向かおうと2回の廊下へ出た時。
突然頭がズキッとして、その場にしゃがみこんでしまった。
痛さに耐えきれず今度は倒れてしまった。
そのまま意識を失う。
濱田side
しげと照史が買い物から帰ってきた。
神ちゃんは、まだ疲れ寝ているみたい。
休んでるんだからそっとしておかな。
そう、照史に聞いた。
シチューを作る。神ちゃん無理せんといて欲しいな。
そう言って淳太は上に行った。
すると、
淳太が大きい声で俺らを呼んでる。
なんのことかと思い、上に急いで言った。
そこには、苦しそうに胸を押え顔が青ざめてしまっている神ちゃんがいた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。