第26話

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2020/08/15 11:00



最近、可愛い子が増えました。



『へ?!8歳?!翔真は10歳?!』

流「もー、ほんまに可愛ええ♡」

『りゅちぇも、可愛かったで?』

流「過去形?!」

『今も可愛ええ可愛ええ』



そう、伊藤兄弟が入ってきたんです。

まだね、入所したてで、カッチカチなんですが、本当に天使かと思った。



『あちゅし、セットしよー?』

篤「お、お願いします」

『緊張せんでいいよー?あ、お菓子食べる?』

篤「お菓子?!食べます!」



目ぇ、キラキラさせて、本当にまだお子さまよ?そんな子がこれからこの世界で…って、

わたし、もうママ感覚やん。



『はっ…、18,19で子どもが居ったら、あちゅしくらいなん、』

丈「え、この人なに想像してるん。笑」

『わたし、あちゅしのママになれんで』

丈「ちょちょちょ、暴走しすぎか」



こんな可愛い子産めるんやったら、
何人でも頑張るわ!



_



丈「ちょっとー、龍太くんー?」



龍「丈、どしたー?」



丈「おたくの彼女さんめっちゃ妄想暴走しとる」



龍「どーいうこと?」



丈「伊藤兄弟が可愛くて仕方ないらしいんやけど」



龍「おん、」



丈「篤志のママになれるとか言い出すねん」



龍「ぶふっ、」



丈「ちょ、飲みもん吹かんでよ!」



_



収録が終わり、
スタジオから楽屋に戻ってくる面々。



『しょまー、あちゅしー、お疲れー♡』ギュ

篤「あなたちゃん、俺どやったー?」

翔「もー篤志の手伝うん疲れたー」



伊藤兄弟をハグでお出迎え!笑

…と、反抗期のあの子の視線が突き刺さります。



風「俺んとこは…?」

流「りゅちぇにも最近来んよねー…さみしー」





な、この子たち、可愛すぎか。





『風ちゃんも、りゅちぇも、纏めておいで!』



ぎゅぎゅぎゅ





龍「あ!ちょっと!何してるん!」

『もーめっちゃ可愛い、みんなまとめてうちの子にしたい』

龍「ちょ、やめや」



なんやかんや、みーんな龍太くんに剥がされてしまった。ええやん(・ε・` )



_



帰り道。



『ほんま、伊藤兄弟天使』

龍「もう、それしか言わんやん」

『あちゅしなんて、下手したら産める年齢やもん』

龍「やーかーら、そう言うのもあかん」



ふと歩きながら、いつか自分がママになった時のことを想像してみる。



『龍太くんとわたしの子って、どんな子になるんやろうね』

龍「はぁっ?!何言い出すん?!」

『大声上げんといてよ?今すぐにって訳やないし、』



隣で顔真っ赤にしている龍太くんでしたとさ。










『ま、わたしたちはのんびりでええねん』

龍「いつか、いつかな。」


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