それから数年経ち、
BOYSからVeteranへ、Veteranからソロへ、
一緒にやってきた濱ちゃんや淳太、照史はジャニーズWESTとして活動を始め、同期や仲間たちは退所していった。
康「りゅーたくーーーん!!」
龍「なんやねんっ!あっつ苦しいわ!!」
康「かまってーや」
BOYSやVeteranの頃とは違い、いつの間にか後輩たちは続々と増え、Jr.の中でも年上の方にいた。
そして、ムエタイ向井ブラザーズの弟、向井康二が懐くようになった。
『ちょっと、じーこ、髪セットせんとー』
康「龍太くんと遊ぶねん、待っててや」
『あかーん。先にセットー』
康「龍太くん取られるって思ってんねやろ」
『ちがいますー』
あなたはというと、高校を卒業して、
美容の専門学校に行き、晴れて、ジャニーズ専属(関西中心)のヘアメイクになった。
ちっちゃい喧嘩はあったけど、ずーっと続いてる。
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🚪カチャッ
文「今日室おんのか、」
龍「おったら何ー?」
今日はまいジャニの撮影。
文一くん舞台で忙しくて、久しぶりにあったと思ったらこれ。ほんっま、この人のシスコンも大概…。
『文ちゃん、そんなこと言わんとってや?』
文「言いますー。あなた、こいつはアカンで」
『もー。ほら髪セットするから衣装着てきて』
いつもこのやり取り。
付き合い始めたの知ってから、ずーっと!
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『今日はどうしようかなー』
もちろん、俺のヘアセットもやってくれる。
髪をふわふわさせながら、悩んでるけど。笑
『なぁー、パーマ強すぎん?』
龍「ええやん、かっこいいやん」
『龍太くんはサラサラがええのにー…』
口を尖らせて文句言いまくるあなた。
パーマかける度にこれや。
西「なぁ、俺らもいるんやで?忘れないでや」
流「ほんまにー、ねぇ大ちゃん」
『わかってるってー、ほら西畑、りゅちぇの髪アイロンで伸ばしといて』
そういえば楽屋でしたわここ。←
まぁね!ほんまに仲ええと思いますよ僕ら。
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ありがとうございます!
まさかのお気に入りが50人越え!
読んでくださってる皆様に感謝です。
私がジャニーズ離れていた数年の室さんをよく知らないので、過去の弟組の室さんの印象のが強くて…
いざ書き出して、公開してみたら、他の作品より☆登録のペースが早くて、「室さんどした?!」とパニックパニックでした。
不定期ではありますが、他の作品同様に
今後ともご愛読の程よろしくお願いいたします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。