第8話

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2020/06/20 10:00



それから数年経ち、

BOYSからVeteranへ、Veteranからソロへ、

一緒にやってきた濱ちゃんや淳太、照史はジャニーズWESTとして活動を始め、同期や仲間たちは退所していった。



康「りゅーたくーーーん!!」

龍「なんやねんっ!あっつ苦しいわ!!」

康「かまってーや」



BOYSやVeteranの頃とは違い、いつの間にか後輩たちは続々と増え、Jr.の中でも年上の方にいた。

そして、ムエタイ向井ブラザーズの弟、向井康二が懐くようになった。



『ちょっと、じーこ、髪セットせんとー』

康「龍太くんと遊ぶねん、待っててや」

『あかーん。先にセットー』

康「龍太くん取られるって思ってんねやろ」

『ちがいますー』



あなたはというと、高校を卒業して、
美容の専門学校に行き、晴れて、ジャニーズ専属(関西中心)のヘアメイクになった。

ちっちゃい喧嘩はあったけど、ずーっと続いてる。



_



🚪カチャッ

文「今日室おんのか、」

龍「おったら何ー?」



今日はまいジャニの撮影。

文一くん舞台で忙しくて、久しぶりにあったと思ったらこれ。ほんっま、この人のシスコンも大概…。



『文ちゃん、そんなこと言わんとってや?』

文「言いますー。あなた、こいつはアカンで」

『もー。ほら髪セットするから衣装着てきて』



いつもこのやり取り。
付き合い始めたの知ってから、ずーっと!



_



『今日はどうしようかなー』



もちろん、俺のヘアセットもやってくれる。

髪をふわふわさせながら、悩んでるけど。笑



『なぁー、パーマ強すぎん?』

龍「ええやん、かっこいいやん」

『龍太くんはサラサラがええのにー…』


口を尖らせて文句言いまくるあなた。
パーマかける度にこれや。



西「なぁ、俺らもいるんやで?忘れないでや」

流「ほんまにー、ねぇ大ちゃん」

『わかってるってー、ほら西畑、りゅちぇの髪アイロンで伸ばしといて』



そういえば楽屋でしたわここ。←

まぁね!ほんまに仲ええと思いますよ僕ら。









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私がジャニーズ離れていた数年の室さんをよく知らないので、過去の弟組の室さんの印象のが強くて…

いざ書き出して、公開してみたら、他の作品より☆登録のペースが早くて、「室さんどした?!」とパニックパニックでした。



不定期ではありますが、他の作品同様に
今後ともご愛読の程よろしくお願いいたします!

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