第18話

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2020/07/19 11:00



今日は龍太くんのお家に居るんですが…、



康「あー、龍太くん前行ってや!」

龍「お前のが装備ええのんあるやろ!」



居るんですよ、じーこも。

この2人、ずーっとずーっとゲームしとる。



晴れたら買い物行こーなんて言って、
朝から雨が降ってたから、
2人で映画とかドラマとか観ようと思ってたのに…。



めちゃくちゃつまらない。



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だからずーっと携帯とにらめっこ。



康「あー、そこやってば!」

龍「無理やろ、行けへんがな!」



いいですねー、お2人盛り上がってますねー。(棒)



そろそろお昼になるし…、ご飯作ろっかな。

龍太くんあんまり料理しないから、冷蔵庫ほとんど入ってないんだよね…買い物行ってこよ。



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大人3人分の昼食と、きっとじーこは夜まで居るだろうから夕食の材料、その他諸々買って帰宅。



ギャーギャー聞こえるから、
まだゲームやってるな、これ。



お昼は簡単にオムライスで済ませる。



龍「むっちゃええ匂い〜!」

『ゲームに集中しすぎやよ』

康「お腹減ったわ〜」



ご飯の匂いに気づいたのか、
2人ともキッチンにやってきた。



『出来たから、テーブル持ってって?』

龍「はいはーい」



ゲームのコントローラーを片付けて、
お昼ご飯の支度もようやく整った。



「「「いただきます!」」」



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康「んーま!たまごもええ感じ!」

龍「いつの間に買い物行ったん?」

『ゲームしてる最中やし、ほんまに気付かんかったんやね…』



何かな…わたしの存在感というか、
今日ここに来た意味ってなんなんやろう。



康「これ食べたら次のステージやろうや」

龍「せやな!その前に装備変えよっかな」



食事中もゲームの話ばかり。



『ねぇ…わたし帰ってもええ?』

龍「なんでぇ?!」

『ずーっとゲームばっかりやん、』

龍「もうしない!」

康「今ええ所やのに?!」

龍「う、それもそうやんな」



ほら、じーこのが甘え上手やし、
こうやって負けちゃうんよ…。



『じーこばっかり、ずるい』

康「俺の龍太くんやもん、な♡」

『わたし、龍太くんの彼女やもん…』



何か、わたしばっかり好きみたいやん…。

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