第9話

告白・・・?
262
2018/03/26 09:09
亜里沙
あなた~おはよ!!
あなた

おはよ~、眠い…

こんな代わり映えない今日。
でも、芽依ちゃんにとっては特別な日で…
亜里沙
おーい、あなた~

聞いてる?
あなた

いや、聞いてない…眠い…

ここ最近色々とありすぎて眠れていないせいか、

半端ない眠気が襲ってくる。
今も授業を寝て過ごしたら放課後だった、っていう

驚くほどの時間の流れのはやさ!

いつもは長い授業も、寝てるとあっという間だな~
亜里沙
なんか今日あなた死んでるね、大丈夫?
あなた

だ、大丈夫…異常に眠いだけ…

亜里沙
教室うちら以外誰もいないね、、
じゃあこのまま寝ちゃえ~(笑)
あなた

うん、そうしよっかな…

亜里沙
・・・あ、そういえば
さっきあなたの後輩の芽依ちゃんと、
悠斗さんが一緒に歩いてるの見たよ
あなた

ガバッ)え、い、いつ!?

亜里沙
30秒前くらい~ww
本当についさっきだよ!
あなた

ちょ、ありさ、それ先に言ってよ!
どこ向かってた?

亜里沙
屋上、かな
あなた

わかった、ありがとうっ

こんなこと、しちゃだめだって分かってる

でも、、気づけば体が動いていた
バタンッ、と屋上のドアが閉まる音がした
芽依ちゃん、告白するのかな…?
気になって、ドアを少しだけ開けた。

そこには・・・
顔を真っ赤にした芽依ちゃんと、、


────お兄ちゃんがいた。
芽依
悠斗先輩…//
芽依
あの、私…!
悠斗先輩が好きですっ!!
悠斗(兄)
話ってなに?
芽依
付き合ってくれませんか?
あなた

…っ!!

しばらく静寂が流れ、お兄ちゃんが口を開いた
悠斗(兄)
気持ちは嬉しいよ、ありがとう
亜里沙
じゃあ…!
そういってお兄ちゃんは、

嬉しそうな芽依ちゃんに顔を近づけ─────
その時、強い風が吹いて

私の隠れていたドアが、開いた
あなた

あっ…!

気づいた時、もうドアは開いていた───
あなた

っ…!!

私はすぐに、その場から逃げ出した

でも…確実に私が覗いてたって、ばれてる
あなた

芽依ちゃん、こんな私、軽蔑したかな?

お兄ちゃん、こんな私、嫌いになった?

もうイヤだよ──────
そのまま転がるように階段をかけおりた
あなた

とにかく、学校から出なきゃ…

とっさにそう思って、

もう誰もいない教室に走り込んだ



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MAMESIBA様💓SanKoni0924様💓

お気にいり登録ありがとです!

これからも、めいっぱい頑張るo(`^´*)ので

こんな詩葉をよろしくお願いします!


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