第14話

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19,826
2021/07/19 09:16









……。













あなた
…さんま










懐かしく、見慣れた町並みを見てそう呟いた

この頃はただ、穏やかな時間だった。












行きたい所があった。










小さい身体で、身体の中で必死に呪力を練って

タッ、と飛び上がった。




















___________



















モブ
悟様、お時間でございます
五 条 悟
五 条 悟
めんどくせぇ…
モブ
まぁまぁ…そう仰らず…
五 条 悟
五 条 悟
めんどくせぇなぁ…










トボトボ歩いていく悟。

アイツ変わらないな。







ていうか、この前よりでかくなってる。












あなた
(今の悟は中学生…くらいか。)
















悟、結構優しかった。











産まれた時から蔑まれてきた、

私への同情か、共感か ────── 。

















誕生日の日はやたら高いケーキを

入学式では、綺麗な花を

卒業式では、子供の舌に合わないご馳走様。


















あなた
( ___________ 助けてみせる )

















  私の最後がどうなろうとも



  たとえ命を落としても










  全員助ける。











  みんなに逢えて、幸せを実感する

  恵まれているなと思う。

















  全員守ってみせる。




















決意は高く、

皆を思い出す度に、口角を上げて頭を冷やした










___________NEXT

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