砂をいじりながら戦う姿を見ていると
なにやらそれぞれ因縁の相手と戦ってるようだった。
初めは良好だった天竺も、
今じゃちょっと押され気味。
何より驚いたのはあれほど過大評価されていた四天王寺を、アングリーが瞬殺したこと。
そして、
藤野宇佐葵は、確かに実力がある事だ。
,
,
イザナの返答に思わず驚いた。
イザナの方に振り向くと、
彼は前を見ていた。
___________ 血縁とか、どうでもいい。
「黒川イザナ」は、いつも私を大事にしてくれるから。
これからも、変わらないでしょ?______________
イザナがゆっくり私の頬に手を伸ばして、
口を開く
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頬に触れるか触れないかの際に、千冬の声に、
思わず振り向いてしまった。
涙目で、息を切らしながら彼はそういう。
見渡すと、東卍は殆どが地面に手をついていた
まぁ、多勢に無勢と言うやつだ
武道は1番ボロボロだった。
鶴蝶にやられたんだろう。アイツは戦闘マンシーンだし。
ビリッ
空気が少しピリついて、息を飲むのが少し苦しくなった。
本当に、いい根性をしている。
___________NEXT
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。