2人分のお皿たちを並べて、せーので「いただきます」をする
それはもう美味しそうに食べてくれるりほちゃんを見つめてたら
おかわりのカレーライスを持ってきて渡すと、また
と、言ってくれて今度はゆっくりと食べ始める
それを見て、私も二口目を食べる為にスプーンでカレーライスを掬った
また二人並んで今度は歯磨きが終わり、寝室に向かえば、自然と求め合う身体
両腕を首に回したら、近づく唇と唇
明日は家でまったりしながら映画を見るって事以外出掛けることもないから大丈夫か、なんて頭の片隅で考えながら、何度もりほちゃんを求めた。
それ以上にりほちゃんも私を求めてくれて、嬉しくて、時間を忘れて気づいたら朝方になっていた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!