第6話

第5話
449
2022/09/01 15:22
てつやside
俺は虫さんからぺけたんのことについて聞いた。悲惨な人生を歩んでいたこと…シルク達が最後の希望である事も…
しばゆー
しばゆー
そんなことって…
としみつ
としみつ
残酷すぎるだろ…
虫眼鏡
虫眼鏡
正直僕はこの話を聞いて放っておくことはできないよ…
りょう
りょう
それは俺も同じ…でもこれをシルク達に話したらきっと…
てつや
てつや
間違いなく首を突っ込むだろうな
ゆめまる
ゆめまる
でも本当にこのままでいいのかな?
シルク達が彼女を拒絶するとは思えない…
確かにシルク達なら拒絶などしないだろう…
だが彼女の中では十数年騙し続けていたのだから言えないだろう…
虫眼鏡
虫眼鏡
かと言って僕たちが真実を話すことが正しいとも思えない…
俺たちになにか出来ないのか?
しばゆー
しばゆー
もしもの時はよろしくっか…
としみつ
としみつ
俺たちであのグループを支えられるのか?
てつや
てつや
いや、彼女を死なせる訳には行かねぇ…
あいつだって幸せに生きる権利がある。
こんな悲惨な人生だったんだ幸せにい生きて欲しい…
ゆめまる
ゆめまる
そうだよ…俺達は修道士…誰かのために戦える
りょう
りょう
俺達だけじゃない…他の修道士にも声をかけよう…
しばゆー
しばゆー
あの人ならきっと…
そう思い俺達はある人に連絡をとった…












シルクside
撮影の集合時間前ぺけ以外のメンバーには早めにとあるスタジオに来てもらっている。その理由はぺけの事について話し合うためだった。
シルク
シルク
ぺけから何か聞いてるか?
ンダホ
ンダホ
ううん…何も聞いてない
モトキ
モトキ
それより前より距離が空いてる気がしてる
ザカオ
ザカオ
休止した理由も何も話してくれないし…
ダーマ
ダーマ
なんで話してくれねぇんだよ…
マサイ
マサイ
今思えば俺たちぺけのことあまり知らないな…
確かにそうだ…俺はあいつと幼なじみではあるけど深いところまでは知らない
ンダホ
ンダホ
そうだよ…ぺけはいつもニコニコしてて俺たちに気づかれないようにしてたんだ…俺も何も気づいてあげられなかった
ダーマ
ダーマ
あいつは昔から何かを抱えているような感じはしてたからな…
モトキ
モトキ
1番近くにいたのに…どうして…
ザカオ
ザカオ
ねぇこの機会にぺけに聞いてみない?
俺ぺけの事もっと知りたい…このまま距離が空いたまま活動なんて出来ない
マサイ
マサイ
同じく!俺だってあいつの事もっと知りてぇ!あいつの力になりたい!そのためにはもっと話を聞くべきだと思う
シルク
シルク
そうだな…俺達は7人でひとつ…あいつから全てを聞こう
たとえどんな話を聞いたとしても俺達はあいつを見捨てたりなんかしない…あいつが離れようとしても俺達は…
ンダホ
ンダホ
なになに!?
ダーマ
ダーマ
停電か!?
モトキ
モトキ
とにかく明かりを!
真っ暗で何も見えない…しばらくしていると突然背後からなにかに襲われる
マサイ
マサイ
誰だ!?
ザカオ
ザカオ
離せ!
周りでみんなの声が聞こえる…襲われた直後に口に布のようなものを当てられた。そして突然意識が遠のいた…
シルク
シルク
ング!?…
バタッ…バタッ…
何かが倒れる音…みんなの声も聞こえない
シルク
シルク
(みんな……ぺけ……)
俺はそこで完全に意識を手放した。
















ぺけたんside
集合時間前に私はメリ姉のバーに寄る…
昨日のお礼をしに…なんだかんだメリ姉も私の味方でいてくれた。そしてきっと東海メンバーももしもの事があれば彼らの傍にいてくれる。
そう思いながらバーに着く。扉を開けると静かだった。
ぺけたん
ぺけたん
メリ姉?
今は昼間だから2階の写真スタジオ兼アトリエにいるのかな?そう思いながら階段を上がる。二階の部屋の前に来ると嫌な予感がした…
ぺけたん
ぺけたん
……!
何?急に体が震えて…メリ姉…?
ぺけたん
ぺけたん
メリ姉?
私は部屋のドアを開けた。そこには頭から血を流したメリ姉の姿があった
ぺけたん
ぺけたん
メリ姉…陸斗!!
私は直ぐに駆け寄った…息はしているようだ
メリッサ
メリッサ
あ…きな…ちゃん…
ぺけたん
ぺけたん
メリ姉!どうしたの!?
メリッサ
メリッサ
気を…つけて…あなたを狙って…
ぺけたん
ぺけたん
メリッサ!!
メリッサ
メリッサ
はは…不意打ちを…喰らっちゃったわ…
でも…こんなことで死なないわ…安心して…
私はメリ姉を手当した。
ぺけたん
ぺけたん
よかった…メリ姉…
メリッサ
メリッサ
あきなちゃん…よく聞いて…あなたのご両親とカイトを死なせた奴がいるわ…
ぺけたん
ぺけたん
え?
どういう事?だって父さんと母さんは祖父達と心中してカイトはファントムにやられてたんじゃ…
メリッサ
メリッサ
あなたは今…守るべきものの所へ行きなさい!もしかしたら次は彼らかもしれないわよ!!
ぺけたん
ぺけたん
でもメリ姉!
メリッサ
メリッサ
私は大丈夫だから!行きなさい!!
もう誰も失わせないって決めたんでしょ!!
ぺけたん
ぺけたん
………!
メリッサ
メリッサ
絶対に私は死なないわ!
だからはよ行けや!!
ぺけたん
ぺけたん
わかった…メリ姉気をつけて!
私はバーを飛び出し急いで集合場所に向かった。
星月
星月
今回はここまでです!
襲撃されたメリッサ…
突然襲われたフィッシャーズメンバー
あきなの為に何かしたい東海メンバー
果たして彼らはどうなるのか?
星月
星月
っとここでエンドについてのアンケートを⬇️で行っています。
星月
星月
まだの方はぜひお答えください!
それでは次回までバイバイ👋

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