ぺけたんside
[東海ハウス]
次の日俺たちは岡崎に来ていた。久しぶりに東海オンエアのメンバーと動画を撮るためだ。
でも…上手く馴染めない…前はどうやって馴染めてたっけ…そう思っていると虫さんが声をかけてきた。
きっと2人とも気を使ってくれたのかな…悪いことしちゃったな…
こうして俺たちは一緒に動画を撮り始める。
この時俺はある気配を感じた…
どっちにしろ放っておくことはできない…でもシルク達がいる…誰もいない時に行こう…
その後は何事もなく撮影が終わり、談笑をして俺たちは宿泊先に向かう。
その夜俺は宿泊先を抜け出し、東海ハウスの前に来た。
あの気配が一切感じなかった…その代わり近くでファントムの結界を見つけた。
その結界に入り、変身する
俺は素早くファントムの背後に回り無数のナイフを投げた。ファントムに命中し動きを封じた。
トドメを受けたファントムはそのまま消えていった。変身を解こうとすると再び昼間感じた気配を感じた。警戒して辺りを見渡した。
「こんなところで君は何をしているの?」
そこに現れたのは東海のメンバーだった。
なんで…東海オンエアがここに?
そう言って彼らはソウルクロスを見せる
虫さんがそう言うとみんな変身を解いた。
そして近くの公園で話をすることになった。
その言葉を聞いた瞬間俺は心に何かが刺さる。
俺はこくりと頷きうなづいた
どうしよう…ここで明かすべきかそれとも…
そう言って俺は本当の姿に戻った。
彼らに知られてしまえば私は…
私はぺけたんの姿になり東海メンバーと別れた。
虫眼鏡side
確かにずっと1人で戦い続けるの?
彼女の心が持つのかな…でも
僕達はその後解散し家に帰った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。