ぺけたんside
バン!と集合場所であるスタジオのドアを開ける
シルク達の姿がない…彼らの荷物はここにあるのに…
微かに反応がある…これは修道士の反応!?
急がないとみんなが…でも場所が分からない…
反応の痕跡を辿る…たどり着いた場所はここから近くにあるテレビ塔の屋上に結界があった。
私は東海メンバーに連絡をし、すぐにテレビ塔に向かった。
シルクside
目が覚めるとそこは薄暗い場所だった。
何も聞こえずに俺達はそこで倒れていた。
そうだ!いきなり停電して襲われたんだ
俺達は何者かに襲われ…拉致されているみたいだ…
でも何のために?って…スタジオにぺけが!
鉄格子は非常に強く俺達が力を合わせても壊れることは無い…
俺たちの周りには誰もいなかった。
薄暗い檻の中で俺たちの声だけが響いていた…
ぺけたんside
私はテレビ塔に着き屋上を目指す。
そして屋上に着いた時感じた…
結界の気配…きっとそこにみんながいる
私はその結界の中に入った…
結界の中は赤く光る月が空に浮かんでいた。
いる…確実に…私はそのまま前に進んだ
「やぁ…来てくれると思ったよ…」
私の目の前には眼鏡をかけた男がいる
モリアーティは無気味な笑みを浮かべる…
間違いない…メリ姉を襲撃しシルク達を襲ったのはこいつだ…
奴が指さすところを見ると黒い幕で覆われた何かがあった。モリアーティが指を鳴らした途端幕が開き檻が現れる。その中にいたのは紛れもなくシルク達だった
私はその檻に駆け寄る…
こいつ…私の正体を
ああ…やめて…みんなの前で…
そう言って私は本当の姿を表す
私は修道士になり戦闘態勢になる
俺とモリアーティの戦闘が始まった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。