プリ小説

第4話

僕に笑いかけた向日葵
中学2年生、またこの季節がやって来た。
あの日、一目惚れをした日のことを思い出した。
中学校の部活が終わって帰る道の途中で、あの日一目惚れした向日葵のような彼女に出会った。
なんだか、不安そうにしているようだった。
夏樹
どうかしましたか?
凛花
あの!大園向日葵園に行きたいんです!
友達とはぐれちゃって…
眉をハの字にして、本当に困っている様子だった。
凛花
でも、忙しいですよね。
夏樹
それ俺の家だから、一緒に行こうよ。
うつむいていた顔をぱっとあげて笑顔を見せた。
凛花
名前、りんかです!
東京から来たんです!
夏樹
俺、夏樹。中学2年生だよ。
凛花
私もです!おんなじですね。
夏樹
なんでこんな田舎の向日葵園なんかに来てくれるの?
凛花
前に来た時にすごく綺麗で、
だから友達にも見せたくて。
夏樹
前って、小学6年生だよね。
凛花
えっ。
夏樹
あ、ごめんストーカーみたいだね。
凛花
あ、いえ。私も…
凛花
なんでもないです!
夏樹
そっか。もうすぐ着くよ!ほらあれ!
凛花
あ、まいちゃん!ことはちゃん!
凛花
ありがとうございました!
またどこかで!
夏樹
うん。
俺には遠い存在で、叶わない恋だと思った。
向日葵の花言葉の1つ"憧れ"

彼女は、憧れの存在だ。

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