[てつや視点]
てつや「みんな、彼女いるって公表していい?」
りょう「いいけどあなたちゃんはいいの?」
てつや「うん、でも付き合うことになった経緯は話してほしいって。」
ゆめまる「サブチャン?」
てつや「いや、めちゃくちゃちゃんと発表する。」
虫眼鏡「それさ、別れないならいいけど別れた時も残すから別れるってなったら辛いよ。お互い。」
としみつ「あなたちゃんも立場ってもんがあるからね。」
てつや「別れない。」
しばゆー「結婚考えてんの?」
てつや「俺はね。あなたにフラれない限りは付き合ってたいし最近一緒にいる時間増えて余計にそう思ってんだよね。」
りょう「まぁ、2人がいいならいいよ。動画一本増えるし。」
てつや「え?みんなも出てもらうよ?」
虫眼鏡「なんで?????笑」
てつや「え、記者会見風にしたい。」
しばゆー「あー、出会い系の動画の時みたいな?」
てつや「ねぇ????笑」
りょう「でもおもしろいね、あの時と状況真逆なのに同じことするんでしょ?笑」
てつや「そう、そしたら出会い系の動画も伸びるし。」
虫眼鏡「考え方YouTuberすぎるんだよなぁ。笑」
ゆめまる「あなたちゃんはそういう動画見ても大丈夫なの?」
としみつ「思った。あの子絶対やきもち妬くタイプでしょ。」
てつや「最初は戸惑ってたけど今は昔のことだもんなーって感じだと思う。」
なんとなく構想も練ってたから話はどんどん進んだ。東海オンエアは恋愛に関してものすごくオープンだから確実にOKもらえることはわかってた。
3日後の撮影で撮ることになったから俺は準備を始めた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。