俺はふっかこと深澤辰哉と同じクラスであり、
一緒の部屋で寮生活している。
高校に入いるとなった時、家からは遠すぎるということで、寮で過ごすことになり…
急いで探した場所だったので部屋が空いておらず、寮主と話していたところを彼が聞いていて、、彼は「一人は暇だったし、俺の部屋きなよ!」
と、軽い口調で話しかけてきた
最初はなんだこいつ…とか思っていたが
高校が一緒クラスも一緒だと分かったことからどんどん打ち解け、今となれば親友だ。
いや、もう親友を通り越して俺の初恋の人となった
彼の懐の広さ。可愛い&面白い性格にいつのまにか惹かれていたのだ
岩「はぁ、」
でも彼は俺のことをただの友達としてしか見ていないだろう、
深「んー?ため息ついてどーした照!」
ウェーイ!と俺に体重をかけてきた
岩「うわっ! おいあぶねぇよ!」
俺も流れでそのまま倒れてしまい、慌てて体を起こす
深「いゃー!ごめんごめん笑、元気なさそうだったから?つい…ね?笑」
上目遣いで許してポーズ。。
可愛いすぎるが、本人の前では我慢だ
岩「いや何が、ね?だよ!笑」
あははっ!と2人で笑い合う
寮の人「おい!今何時だと思ってんだ、」
あ、10時過ぎてたの忘れてたー、
深「わっ、すみません…。もう寝ますー、」
岩「すみませんー、」
寮の人「ったく、」
ドア越しに聞こえる声でも怖い、
深「あー、びっくりした…。」
岩「笑笑。ふっか飛び跳ねてたよね笑」
そう、寮の人がドアを叩いた時にふっかは声を出さずに飛び跳ねるように立ったのだ
深「う、うるさいなぁー、お化け屋敷苦手な癖に!もうーおやすみ!」
岩「はいはい、笑おやすみふっか」
床に布団を敷き、2人並んで寝る状態になる
やっぱりふっかは最高だと改めて思い目を瞑る
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。