学校
ゆ「おはよー!」
「おはよー!」
風「ちょっと」
「う、うん」
風「昨日なんかあった?」
「何もないけど?」
風「目腫れてない?」
「え、まじ?」
風「多分ゆうも気づいてたけど気使かったんじゃない?」
「だってさ、泣」
説明中
「私何も言い返せなかったし、」
風「でも、大吾くんはあなたしか見てないと思うよ」
「そうかも知れないけど、」
風「お前自信持てよ、ククちゃんなんだから」
「そーだよね、って、え!?」
風「あ、口が滑った」
「な、なんで!!」
風「ククちゃんが着てた服俺が選んだやつ」
「うわ、てことはにしたくにも?」
風「あいつはバカだからバレてない」
「お願いだから言わないで!!」
風「なんで?」
「ククって事はゆうしか知らないから、しかも学校でもククちゃんファンがいる、ここで正体わかったらショック受けちゃう人もいるかも知れないもん!」
風「最後の方意味分かんねーけど、あの女優に大吾くんは私のですって言って来たらいいよ」
「ふ、風雅に言われなくても自分で言いに行くもん!」
撮影場所
駿「あなたちゃん!」
「道枝さん!?なぜここに!」
駿「風雅から連絡きたの、俺があの女優さんの所まで案内するから」
「ありがとうございます!」
駿「この部屋にいるから、頑張って!」
「はい!!」
コンコンコンッ
女「はい、」
「失礼します。」
女「あら、降参しにきてくれたの?」
女「大吾くんを譲りますって」
「その事なんですが、私大吾くん譲る気ありません。」
「正直、最初二人の撮影してる所見てたらお似合いだなって思ったけど、私大吾くんよりも好きになれる人これから出来ないと思うぐらい好きなんです。」
女「バカップルで腹立つ笑」
「え?」
女「昨日大吾くんに告白したら、あんたと同じような事言って断られたわ、」
「うそ、」
女「しょうがないから、応援してあげる。でも諦めた訳じゃないから、油断してたらとるから」
「とられないように気をつけます!」
女「ていうか、そこで聞いてないで出てきたら?大吾くん」
「え!?」
NEXT
たくさんいいね来たら載せます!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。