流星side
流星やでー。
今日はU○Jでロケなんやけど、
あなたが修学旅行と被さってるって言うから、
特別ロケすることになったんやww
んで、今はあなたの実家なう。
あなたはお母さんに呼ばれて違う部屋行ったけど、
何話しとるんやろ。
よしっ。盗み聞きするか()
…ッとる。
高校落ちたら、うぇすと辞めて
この店継ぐんやろ。
…え?
あなたがうぇすとを辞める?
なんか、聞きたくないことを聞いてしまった。
高校落ちたら…って。
もし落ちたらあと1ヶ月しか一緒に居られへんの?
え…。
そうやってドアの前で突っ立ってると、
いきなりドアが開いた。
うわっ。
え、あ…流星。
何しとるん?
…トイレにでも行ってた誤魔化しとこ。
ちょ、ちょいトイレ行ってて。
そーなんか。
みんなもう呼んでるで?
行こか((ニコッ
作り笑い…。
あなたのこと、絶対合格させるで!!!!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!