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第14話

team奏・朱雀奏
誠一郎
か、奏!?
あなた

朱雀さん…

あなたさん、何故ここに…
あなた

あ、えっと

誠一郎
俺が倒れたのを助けてくれたんだ、車を用意させるから、もう帰れ
あなた

…はい

待ってください!
あなた

え?

お話を少ししませんか?
あなた

えっと、

3人で
ちらりと誠一郎の顔を見ると

少し動揺しているように見えた。
あなた

あ、久遠さん眼鏡はここです。

誠一郎
お、おう、
2人の様子を見ていると

さっきの出来事が頭から離れなかった。
誠一郎、大丈夫なの?
誠一郎
ああ、ただの過労だ。
あなた

でも、一応今日は泊まれと先生に言われてます

誠一郎
大丈夫と言っているのに…
あなた

何処がですか!さっき自力で立たなかったくせに

誠一郎
あれは、立てなかったのではなく立たなかったんだ!
あなた

あーはいはい、わかりましたわかりました

誠一郎
っなんだ、その態度は
あなた

久遠さんって本当に甘え下手ですよね

誠一郎
はあ?
あなた

人が心配してあげてる時くらい甘えてもいのに

誠一郎
お前に甘えるなら倒れてる方がマシだ
あなた

ひっど、流石に傷つきますよ

なんだか、とても仲良くなったみたいだね
あなた

いえいえいえ、何処がですか!

誠一郎
そうだ、こんな女と仲良くなど
誠一郎がそんな風に子供っぽく言い合いするなんて初めて見たよ
誠一郎
それは、ただ単にこの女がおかしいからだ
あなた

おかしいって…

僕はあなたさんといる時の誠一郎の方がよっぽどおかしいと思うよ
誠一郎
っはあ?!奏!?
口角が下がるのを自分でも感じた。

嫉妬心がフツフツと湧き上がってきた。
あなたさん、お車までお送りいたします
あなた

あ、ありがとうございます

誠一郎
……
誠一郎がいる病室を出ようと扉を開けると

前にいるあなたさんは足を止め振り返った。
あなた

久遠さん、しっかり休んでくださいね

誠一郎
あぁ、お前も気をつける事だな
あなた

はいはい、では

誠一郎
あぁ…
車へ向かう途中あなたさんは

ずっと何かを考えているようだった。
何かお悩みですか?
あなた

っえ!?何も、何もないです

そうですか?僕にはそうは見えませんけど
あなた

…朱雀さんは

…?
変な沈黙に妙にドキドキとしてしまった。
あなた

あの、

少し座って話しますか
あなた

あ、はい…

えっと…どうされましたか?
あなた

あ、の…

誠一郎
おい、成瀬!
あなた

はいっ!?え?

誠一郎
はぁ、はぁ…これ忘れてた
誠一郎が現れるとあなたさんの表情は

パッと明るくなった。


誠一郎のタイミングの悪い登場に少しムッとした。
あなた

え?あ、ほんとだ…

誠一郎
まったく、これだからお前は…
あなた

…すみません

誠一郎
まあ、お前らしいと言えばお前らしいがな…
あなた

そ、そんなあ、私のイメージってそんなんなんですか?

誠一郎
お前のイメージは…そうだな…迷惑かけてくる無礼な女だな。
あなた

…全部マイナスじゃないですか……

2人の会話に入る隙など一切なかった。

普段なら誠一郎が話を振ってくれたり

元が協力してくれるのに……

って…僕は1人では何も出来ないのか…
あなた

それより、久遠さん具合悪いのに走って大丈夫でしたか?私の財布なんて1日くらいなくても

誠一郎
ばかか、そんな心配するなら最初から自分の持ち物くらいチェックしろ、そして何だ1日くらいって…明日も病院に来るつもりだったのか、どこまで図々しい女なんだ。
あなた

当然です、明日も来ますよ?
というか、久遠さん私にだけ当たり強過ぎます!もう少し優しくしてくださいよ、仮にも王子なんだから

誠一郎
はぁ、なんなんだお前は……それに、仮にもとは何だ!
あなた

はぁ、朱雀さんを見習ってくださいよ!まったく

誠一郎
まあ、奏を超える王子などいないからな
あなた

あーはいはい

誠一郎
なんだ、その適当な答えは
あなた

いえ、別に何でもありませんー

誠一郎
ったく…もう、いいから帰れ
あなた

はいはい、ちゃんと休んでくださいね

誠一郎
はぁ、言われなくてもわかっている
あなた

まったく…わかってないから言ってるんです!

誠一郎
はぁ、いいから帰れ
あなた

はい…

誠一郎
…どうした?
あなた

いえ、何も…では失礼します

あ、あなたさん…!
少し暗い表情のまま

速い足取りで帰って行ってしまった。